1995年式XLH883改1200 前後タイヤ交換

新発田は完全に雪が積もりましたこんにちは3110です。最近ほぼショベルのオーバーホールの記事しか書いていなかったので、
それ以外の仕事も受注している証拠に
気分転換に別の作業をご紹介します。DSC02739
以前にも何度かご来店頂いている1995年式XL883改1200です。
今回は前後のタイヤ交換のご依頼を頂きました。当店、各種メンテナンスも大歓迎です!
どれどれタイヤの状態はと…

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Oh…

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(´・∀・` )アラマァ
これは危ないところでした。早々に作業に入りましょう。

まずはフロントから行きまーす。
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そういえばフロントもダブルディスクにグレードアップされてるんですね。
分解ついでにパッド・キャリパーの状態なども合わせてチェックします。

ホイールが車体から外れました。
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当店、まだタイヤチェンジャーが無いので、タイヤレバーで旧タイヤを外します。
チェンジャーに慣れてしまっているので、久しぶりのレバーはキツイです

新タイヤを組み付ける前にリムの傷チェック&汚れ取り。
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画像右側が磨く前、左側が磨いた後です。チューブレスタイヤの場合はこのあたり特に大事です。
キレイになったからと言って、すぐにタイヤを組むわけではありません。

今回装着するタイヤはメッツラーのME880というタイヤで、グリップと耐久性をバランスさせたタイヤです。
赤いマーキング(色はメーカーによる)は『軽点マーク』。タイヤの外周で一番軽いポイントです。
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機会があれば自動車のホイールを見てみて下さい。大抵このマークをエアバルブに合わせてあります。
教科書通りで行くと上のように組むのがスタンダードですが…

本当にエアバルブ位置が一番重いの?
タイヤを付けない状態でバランサーにセットし、本当に一番重い部分を確認します。
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この際ローターやスプロケットなど、ホイールと同時に回転する部品も装着して行います。

すると…

ご覧の通り。
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実際に一番重い部分(赤線)は、エアバルブの位置からずれた場所になりました。
このように、軽点を合わせるポイントはホイールによって異なります。
多少時間は掛かりますが、車両ごとに毎回確認してタイヤ交換を行っています。

ホイールを外したついでに、ホイールベアリングの簡易チェックも行っています。
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フロントは特に異常無しでした あくまで簡易チェックなので、
長期間点検・メンテを行っていない方は、併せてメンテ作業をお勧めします。

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アクスルシャフトも損傷など無いようです。焼きつき防止剤塗布を忘れずに。

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アクスルシャフトのネジには緩み防止のためにロックタイトを。
締めつけには当然トルクレンチ使用です。コチラの作業もご参照ください。

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外したキャリパーを元に戻してフロントタイヤの交換作業は完了です

続きます。

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