1975年式XLCH クランクケースクラック修理 #2

本日は振り替え定休日ですが、余力があったので出勤しております。
作業の待ち時間に放置しがちなブログを更新…

1975年式 XLCH の クランクケース クラック 修理の続きです。
前回はプライマリー側ドレン穴のねじ山を再生しました。
関連記事:1975年式XLCH クランクケースクラック修理 #1

もうひとつのクラックはプライマリーチェーンテンショナー部のねじ山です。

1975 XLCH アイアンスポーツ クランクケース プライマリー チェーン テンショナー マウント ねじ穴 クラック アルミ 溶接 修理 1

以前にアップした1956年式KHKと同じ部分で、こちらは上側の穴のみ上下方向に割れてます。
関連記事:クランクケース クラック修理

 

根が深かったため切削量も増えましたが、クラックが穴の奥まで到達しておらず幸いでした。

1975 XLCH アイアンスポーツ クランクケース プライマリー チェーン テンショナー マウント ねじ穴 クラック アルミ 溶接 修理 2

このねじ穴はクランク室内部まで貫通しています。
穴埋めが必要なほどの肉盛り量となると、クランク軸の歪みに繋がりかねません。

 

少しでも肉盛り量を減らすべく下穴を残し、歪み低減の処理をしながら溶接します。

1975 XLCH アイアンスポーツ クランクケース プライマリー チェーン テンショナー マウント ねじ穴 クラック アルミ 溶接 修理 3

純正形状とは異なりますが、普段見えないところなので補強のリブを入れておきます。

 

溶接が終わったら肉盛り部分の高さを合わせ、平面を出します。

1975 XLCH アイアンスポーツ クランクケース プライマリー チェーン テンショナー マウント ねじ穴 クラック アルミ 溶接 修理 4

 

安定のタイムサート仕上げです。確実に強度アップが見込めます。

1975 XLCH アイアンスポーツ クランクケース プライマリー チェーン テンショナー マウント ねじ穴 クラック アルミ 溶接 修理 5

下穴の周辺強度に問題が無いことが前提となりますが、そのためのリブ補強でもあります。

 

インサート固定後、僅かに突き出た分を砥石で均して修復完了です。

1975 XLCH アイアンスポーツ クランクケース プライマリー チェーン テンショナー マウント ねじ穴 クラック アルミ 溶接 修理 6

コストの兼ね合いもあり、組み立て後は全く見えないので表面仕上げ無しです。
湾岸ミッドナイトでも言われてますが、”一番大事なコトはキレイさじゃなくバチっとくっつけるコト”なので…

以上で修理は無事に完了となりましたが、大変長らくお待たせしてご迷惑をお掛けしてしまいました…。申し訳ありません。

東京都からご依頼を頂いたO様、この度はありがとうございました。

 

 

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