1980年式 FXS 80 ローライダー 1340 の充電系統の修理等のご依頼を頂きました。

以前に当店でお買い上げ頂いた車両です。車載電圧計の数値が上がらずとのこと。
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テスターを当てたところステーターコイルが原因のようです。

プロクラッチ装着車なので、自作ロックツールと専用プーラーを使いプライマリー周りを分解していきます。
ステーターコイルに到達しました。

コイル部が樹脂に覆われたタイプで、むき出しのタイプより耐久性は高いはずですが…
プラグに繋がる配線の被覆がダメになっていました。

ここは対処のしようが無いです。
当時は適合年式の部品が長期欠品のため、レギュレーターも含め81年以降用でアップデート。
部品本体に永久保証がついた安心のACCEL製です。ちなみに適合品は最近廃番になった模様😇
復元して充電状態のチェック。
アイドルで13.5V前後、回転数を上げて14.5VでカットされているのでOKです。
こちらの車両もダイナ2000i装着車ですが、イグニションコイルがノーブランド品なのが気になっていたとのことで、ダイナテック正規品のミニコイルに交換。

性能的に間違いないのはもちろんですが、サイズもコンパクトなので見た目もすっきりします。
お決まりのフロントブレーキスイッチも交換。
乗る頻度が少なめな車両なので、スイッチ可動部が引っ込んだまま固着していました。

ベルリンガー製はリプレイス品に比べてバネの反力が高く、固着に対しても耐久性が高そうです。
ただしポン付けでは問題が出る可能性もあり、適当な組み方を考えないといけません。
その他に前後のブレーキフルード交換、車検を更新して作業完了です。

ということで、今回ご紹介した作業の費用は部品代・工賃を合わせ、
¥238,000(掲載時点 参考価格)となりました。
最近の物価高騰により、ステーター/レギュレーター/IGコイルの3点で部品代が10万円超えです。
電気系統は熱に弱いので、炎天下の乗車は避けた方が車両にもお財布にも優しいかもしれません。
阿賀野市からお越しのI様、ご依頼ありがとうございました!
またのお越しをお待ちしております!
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