1978年式ショベルヘッド 腰下オーバーホール #3

1978年式ショベルヘッドの腰下オーバーホール、続きです。前回はクランクケースを塗装したところまででした。

主要部、クランクの分解に入り…の前に、左側のベアリングを抜いて台に乗せ、現状はどんなものか見てておきます。

1978年式ショベル腰下オーバーホール18

右側:0.115mm、左側:0.150mmの振れで、マニュアル規定値を2倍以上オーバーしています。ちなみにキレイな『ハの字』に歪んでいます。

現状を把握したところでいよいよバラします。

1978年式ショベル腰下オーバーホール19

クランクピンナットは固着も無く簡単に緩みました。

左右のフライホイールを分離します。

1978年式ショベル腰下オーバーホール20

いい加減、外れる瞬間の『がっきーん!!!』音もビビらなくなってきました。

さて、振れが大きめだったクランクピン周辺の状態は…

1978年式ショベル腰下オーバーホール21

1978年式ショベル腰下オーバーホール22

1978年式ショベル腰下オーバーホール23

1978年式ショベル腰下オーバーホール24

フ━━━( ´_ゝ`)━━━ン!! ・・・全滅

1978年式ショベル腰下オーバーホール25

ちなみにピニオンシャフトもダメでした。

とりあえず全バラにして必要部品発注。

1978年式ショベル腰下オーバーホール26

今まで普通に走っていた車両でも、開けてみないと本当のところは分からないもんですね。

続きます。

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