1978年式ショベルヘッド 腰下オーバーホール #6

 

『最近お知らせばっか、ネコ好きのブログか!』と、大阪の癒し系と山梨のイケメン店長の二人からほぼ同時に叱られたので頑張ってアップします。

1978年式ショベルヘッド腰下オーバーホールの続きです。

前回はピニオンベアリングレースとカムカバーのブッシングの内径を仕上げたところまででした。もう自分でもどこまで書いたか忘れてるぐらいなので、覚えてねーよ!って方は過去記事参照して下さい。

1978年式ショベル腰下オーバーホール42

右のケースの準備はOKなので、左のケースのベアリングの準備です。こんなC型のリングを入れて、

 

1978年式ショベル腰下オーバーホール43

専用工具を使いベアリングレースを圧入したのち、

 

1978年式ショベル腰下オーバーホール44

微妙に厚さの違うスペーサーを選んでクリアランス調整します。

 

左側クランクベアリングのクリアランス調整が完了したら、

1978年式ショベル腰下オーバーホール45

クランク周りのクリアランスなど測定し、

 

寸法合わせが完了したところで、

1978年式ショベル腰下オーバーホール46

クランクをを組み立て(今回はバランシング無しです)、

 

1978年式ショベル腰下オーバーホール47

フライホイールの芯出しを行います。

 

右側ほぼ振れ0、左側1/100mm以下です。規定値内ですが、片側だけ振れが取りきれないという部分が次回の課題です。

 

クランクの芯出しが完了したので左側ケースを被せ、

1978年式ショベル腰下オーバーホール48

シールを装着し、

 

先にオイルポンプを組んでおいた右側ケースを乗せて(オイルポンプは傷が酷くS&Sに交換)、

1978年式ショベル腰下オーバーホール49

ボルトを締めてクランク&ケースの組み立て完了。

 

1978年式ショベル腰下オーバーホール50

この珍しい?カムが入っていたおかげで、

 

イエローのカラーコードが付いたピニオンギアは、

1978年式ショベル腰下オーバーホール51

一皮二川三河ぐらいムケてブラック以下のサイズに変身したので要交換と判明し(^p^)、

 

『じゃあカムはストックに戻して』ということになり、

1978年式ショベル腰下オーバーホール52

新しいカムとピニオンギアでバックラッシュ(ギア同士のクリアランス)調整し、

 

リミットの倍くらいあったカムのサイドクリアランスも調整し、

1978年式ショベル腰下オーバーホール53

画像に無いけどリミットの倍くらいあったブリーザーギアのサイドクリアランスも調整し、

 

念のためタイミングマークに白ペンでマーキングして、

1978年式ショベル腰下オーバーホール54

最近、短期記憶が危ういのでちゃんと位置合わせした証拠写真を撮影し、

 

コンロッドのアライメントをフロント側、

1978年式ショベル腰下オーバーホール55

 

リア側、

1978年式ショベル腰下オーバーホール56

と確認してみて大丈夫だったので、

 

か ん せ い !

1978年式ショベル腰下オーバーホール57

です。 お待たせいたしました!

というのが…いつの話だっけ?(短期記憶が危うい)

 

 

 

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