ここ最近『某コーティング』の記事が多かったせいか、数件のお問い合わせを頂きました。
簡単に説明すると、金属同士の摩擦を減らすコーティングです。
形の無い物なので、言葉での説明だけでは効果が分かりづらいかと思います。

ということで、今回は施工車両の動画を上げてみました。
車両は1981年式FXEF・ファットボブです。
スペックですが、エンジンはおろか、吸排気と点火も純正のままです。
なお、撮影は昨年9月中旬です。施工前の動画も撮っておけば良かったですね。失敗でした。
純正を保つつもりが、コーティング施工後、エンジン絶好調のせいで我慢できず…

友人のミニマム氏から譲り受けた、JAPAN DRAG製タイフーンエアクリーナーを装着。
CVキャブ用ですが、絶版となってしまった貴重品なので頑張って付けました。
そんなエアクリが付くキャブも珍品です。7~8年の間、大切にタンスの肥やしにしてきました。
吸気効率を上げる特殊形状のアルミ削り出しボディに、燃調は分解不要のダイヤル式。

鋭いレスポンス、鼓動感のある爆発的な加速力、低速から高速まで凄まじいキャブです。
悲しいかな、このフィーリングを知ると、もうFCRではトキメキません…(´;ω;`)ウッ
しかし純正ショベルには口径がデカすぎて、コントロールが超シビア。 ショベルにはありあまる
やっぱ排気量2000ccくらいないとダメでしょ…ということで青森へ旅立っていきました。

高くてFCRなんて買えないわ…(FCRじゃトキメかないのでHSRにしました。)
はい、無事にエアクリまで付きました。

もちろん先程のキャブに比べればマイルドですが、こちらも十分良いキャブです。
現代的な外観ですが、スペック的には結構ショベルと相性が良く、走っていて楽しいです。
昨晩、新たに動画を撮ってみました。
一応スペック、キャブ:HSR42、エアクリ:タイフーン、点火:ダイナS+標準ガバナスプリング
室内なんですが、気温は2~3℃くらいです(寒)
チョークが必要なのは始動時だけで、動画くらいの回転数でも安定してアイドリングします。
特に暖機はしていません。冷間時の始動性が上がるのも、このコーティングの効果です。
動画では空ぶかしをしていますが、本来の目的はエンジンをぶん回すことではありません。
摩擦を減らして部品の摩耗を防ぎ、調子の良い状態を末永く保つことが目的です。
また摩擦を低減した結果、エンジン本来の性能を引き出しますので、ハーレーならではの鼓動感、スピードよりも『乗り味』を求める方にもオススメです。
ただし、部品自体の強度や基本性能が上がるわけではありません。

調子に乗るとメーターの針がストッパーを越えてしまったり、
分解してみたら、思わぬところのボルトが緩んでいたりします。これは危ない。

吹け上がりが気持ち良くて、ついつい開きたくなるのが一番の注意点かもしれません。
余談ですが、TMスプロケットを24丁に換えようと思ったら、すでに入ってました…
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