のっけからカパッっとテールライトが外れております。こんにちは3110です。
前回はライザーとハンドルが付いたところまででした。画像にありませんが、一応コントロールを組んでハンドル周りは完成しております。
さて、今回は後編ということで、ウインカーの交換作業を進めていきます。
カスタムルックなテールライトですが、ちゃんとリアウインカー配線を格納している優れ物…さすが純正。 カプラーを分解し、純正ウインカーを取り外します。
高年式車両はタイヤが太いモデルが多く、フェンダーのクリアランスもゆとりがありません。
内側は従来のようなナット留めではなく、↓のようなプレートを使っています。
板にカラーが付いているのですが、社外ウインカーだとボルトの径が太く、カラーを通りません。
社外ウインカーが取り付け出来て、かつ純正にも戻せるよう小細工します。
純正ウインカーを取り外すと配線を通すための穴がぽっかり空いてしまいます。
純正ウインカーのステー形状に合わせ、穴隠し用の板を作りました。
確か、純正オプションの付属品か何かでも、こんなのパーツがあったような気がします。忘れた。
で、いよいよウインカーをマウントし配線します。ここで重要なのが配線とタイヤのクリアランス。
取り回しが悪く、タイヤと接触して配線が切れてしまった車両を何台か見ました。
一度リアショックを外してジャッキを下げ、タイヤの一番広い部分がウインカー配線と干渉しないか確認します。
このように走行時のストロークを再現してチェックしておけば安心です。もちろん今後ローダウンしても配線が干渉する心配はいりません。
リアのウインカーが無事に付いたので、お次はフロントの取り付けに入ります。
ダウンチューブ下部、おなじみの位置にマウントしたかったのですが、FXDWGはフォワコンのため市販されている板状ステーは使えません。 …作ります。
アルミの丸棒に旋盤で穴開けし…
ウインカーのボルトサイズに合わせてネジ切り。
両側ネジ切りした丸棒、垂直方向にいくつか穴を開けて、
エンドミルでマウントする面を削り…
こんな感じのステーに仕上がりました。
左右に開けた穴はウインカー配線中通し用の穴となり、シンプルに配線できます。 車体に装着した状態では下向きに開口しますので、雨の侵入にも配慮してあります。
ステーを塗装し、ウインカーをマウント・配線し、外装をもとに戻して完成です!
水平にマウントしたドラッグバーにストレートライザーの組み合わせで、フォークからのハンドルまでのラインが綺麗に繋がり、伸びやかな印象が増したフロントエンドになりました。
コントロールにぶら下がっていた純正ウインカーが無くなったのも大きな変化ですね。
リアウインカー…ボディがかなり小ぶりになり、取り付け幅も純正より狭まりました。
カラーリングも純正のクロームから、ストラットに合わせた黒に変わり、スッキリとした印象に。
目立たなくて良いパーツをシンプルな物にカスタムすることで、フェンダーのカラーリングとリアタイヤの太さが引き立つわけです。
フロントウインカー…概ね狙った位置に収めることができました。 どの車種でも、この位置が一番収まりが良い気がします。
フォワコン本体:リンクルブラック、ペグ:グロスブラックだったので、その配色に合わせてステーはリンクルブラックで塗らせて頂きました。
配色的に遊んでみたのも有りますが、リンクルブラック仕上げの既製品はあまり見かけないですよね?
誰かが見たときに、『ん? これワンオフ?』と気付いてくれたら、オーナーさんも嬉しいかなと思いまして。控え目なりに存在感を主張してほしい…的な。 …独り言です(´・ω・`)
市内のA様、喜んでいただけて何よりでした。ツーリングに間に合って良かったです。またのご来店お待ちしております。
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