2000年式 FXSTD ギアドライブカム 換装

2000年式 FXSTD ソフテイルデュースの ギアドライブカム 換装のご依頼を頂きました。

テンショナー問題については既に皆様ご存じかと思います。早速分解していきましょう。



エンジンの動力をカムシャフトに伝える手前側チェーンのテンショナー。

パッド残量はまずまずですが、表面は虫食い状の摩耗が確認できます。


カム同士を連動させる奥側チェーンのテンショナー。

パッドの半分以上が摩耗しており、マニュアル規定値的には要交換状態です。
粉砕するまでは摩耗が進行しておらずラッキーでした。


クランクケース側のカムベアリングを交換します。

外れているのは純正ですが、ローラーの幅、本数とも確実に耐久性がアップします。


カムサポートプレートのベアリングもアップデートしてギアドライブカムを圧入。

今回も低中速域のトルクが格段にパワーアップするS&S製509型を選択。


サポートプレートを組み付けて手前側ギアを組み付け。

手で回せない程のスプリングのテンションから解放され、カムチェーンテンショナー摩耗による致命的故障のリスクからも解放され、まさに一石二鳥なチューニングです。


復元を進めていきますが、エキゾーストスタッドとナットが固着してヘッドから抜けてきました。

新品に交換しておきます。


試運転を行い作業完了です。

マフラーは純正ですが、それでも十分なトルクアップを体感することが出来ました。
街乗りでのスロットル開度も下がるので、上手く乗れば燃費も伸びると思います。

ギアドライブカムへの換装によって燃調とは比較にならない変化を味わえます。
低速域・高速域を問わず、どこかトルク感が物足りなく感じる方に是非お勧めです!


ということで、今回ご紹介した作業の費用は部品代・工賃を合わせ、
¥268,000(掲載時点 参考価格)となりました。

新発田市内よりお越しのM様、ご依頼ありがとうございました!
またのお越しをお待ちしております!



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