80cuiショベルオーバーホール その19

今日も雪が『横に』舞ってます… こんにちは齋藤です。
昨日、久しぶりに雪かきしたんですが、その日のうちに筋肉痛が来ました。
2~3日遅れて来ると思っていたんですが、まだ若い証拠ですなw

先日の記事でショベルが一機完成し
、タイトルから『×2』が外れました。
訳ありで一時中断していたもう一機を進めていきたいと思います。実はタイミングホールのねじ山損傷が発覚(塗る前に確認しておくべきでした)…幸い純正サイズです。
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以前の作業同様、『タイムサート』にて補修しますが、以前に使用したのはオーバーサイズ用なので今回は使用できません。
純正サイズ用の補修工具を海外から取り寄せるのに時間が掛かってしまいました。

遅れを取り戻すべく、早速作業に取り掛かります。
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ナメたネジ穴はドリルでさらい、タップの下穴&タイムサートのフランジ分の座刳を作っておきます。

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穴に垂直に専用タップでねじ山を立てます。

これがタイムサートです↓
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ヘリサートやリコイル等のコイル状補修材と違い、タイムサートはカラーの内側・外側にネジが切ってあります。
ねじ山が全て一体なので強度・気密性が高く、より信頼できる補修材です。

下穴にタイムサートをねじ込み、カシメ工具で内径からねじ山を拡げるようにしてロックします。
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普通にカシメただけでも密着しますが、高強度ロックタイトを塗っているので緩むことはまず無いでしょう

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補修完了! 補修と同時に元のねじ山より強度が増します。
部品を分解した際には、ナメ易い部分に予防でタイムサートを打っておくのも良いかもしれませんね。

ケースの補修が完了したところで組み付けの準備に入ります。
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スプロケットシャフトベアリングのクリアランス調整。無数にあるシムから適当なサイズをチョイスします。
今までより使いやすい専用工具買っちゃった、ウフフw

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芯出し・バランス取りしたクランクにケースを被せ、ベアリングを圧入してロック。

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専用工具にてクランクのシールを圧入。

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こちらもスペーサーは段付きガタガタ状態でしたので、JIMS製の新品に交換しました

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クランクをセットした左側ケースをひっくり返し、合わせ面に液状ガスケットを塗ります。
右側のケースを被せてボルト・ナットを締め…クランクがケースに収まりました。

まだ続きそうです。

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