ここ最近、出だしは天気の話ばかりですね。
何かの待合で見知らぬ人と二人っきりになったみたいなノリですね。
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今日はタイトルが『その6』になりました!
『その5.5』に『0.5』足して『その6』です。
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この間ボーリングに旅立ったシリンダーがもう帰ってきた!
職人さんは仕事早いですね~。見習いたいものです。
そもそも何でシリンダーが旅に出たかと言いますと。
磨耗で広がったピストン・シリンダー間のクリアランスを補正するために、
100分の数ミリ単位で径の大きいピストンに交換するのです。
しかし、新しいピストンの径に合わせシリンダーを削り、
クリアランスを適正値に調整する必要があります。要約するとこれがボーリングです。
ktkr (゚∀゚)!!!
この距離からでも見えるクロスハッチ…!
クロスハッチとは、シリンダーの内側に無数に刻まれた綾目のことです。
規則正しく計算されて掘られています。
作業自体はホーニングと言います。
ボーリングである程度削って内径を合わせ、ホーニングで仕上げです。
上手く撮れなかったのですが、オイルが垂れているのが伝わるでしょうか?
実は流れているわけではなく、停滞しています。
恐らく研磨用切削油なので、ブレーキフルードのようなサラサラ粘度です。
あえて細かい溝を掘ることでオイルが壁面に留まりやすくなり、
ピストンとシリンダーのクッションになるわけです。これがクロスハッチの役割です。
同じ作業でも内燃機屋さんによってコンセプトや仕上げが全く異なります。
あまりにも奥が深すぎる世界でビビりますw
新潟県新発田市のハーレーカスタムショップ
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