こんにちは3110です。サボり気味だったブログもぼちぼちアップしていきたいと思います。
2007年式VRSCAW・V-RODのサンダーマックス取り付け&マフラー交換のご依頼を頂きました。ツアラーに勝るとも劣らないツーリング仕様ですね。

本来のパワーを殺している純正セッティングから、サンダーマックスを装着することで確実にパワーアップします。
もちろん低速トルクも上がりますので、街乗りからツーリングまで扱いやすくなります。
では作業に入りましょう。
純正ECMを取り外します。

このECMホルダーを含め、取り付けの際に加工が必要なパーツがいくつかあります。
その中でも大きな加工がコレ↓ この年式の場合、マフラーにAFRセンサーの受けを取り付けする必要があります。

これはインジェクションの制御方式の違いによるもので、この年式はECMの内蔵データのみで燃調を行っています。
対してサンダーマックスや現行型は、エキパイに付いたセンサーで燃焼後の排気ガスを調べ、その結果をCPUへフィードバックして燃調を行っています。
ということで、センサーの受けが付いていないモデルには、このような追加工が必要になるわけですね。

溶接しました。もう1本のエキパイも同様に加工します。
今回はマフラーも同時に交換します。おなじみのSuper Trappです。

サイレンサーに付ける皿の枚数で音量調整が可能です。調整次第ではかなり静かです。
全ての取り付け作業が完了したところで、サンダーマックスの初期セッティング。

設定可能な項目は沢山ありますが、このCPUの制御の原理を理解していないと調整は難しいと思います。
さぁ、完成です。

マフラーがストレートになったことで、全体の伸びやかさ、軽快感が増しましたね。リアホイールも存在感が出てきました。
走った感じですが、高回転での伸びは凄まじいです。これはビッグツインでは真似できないフィーリングの速さです。
V-RODなので回せば速いのは当たり前ですが、低速もかなり扱いやすくなりました。
60km/h@2000rpmといった低回転での街乗りも、ストレスなく乗れるようになりました。これは純正には無い、サンダーマックスならではの特色だと思います。
V-RODに限らず、サンダーマックスに興味をお持ちの方、お気軽にお問い合わせください。
コスト以上にハーレーの楽しさを味わえること間違いなしです。
見附市のM様、ありがとうございました。機会があればデータのアップデートにお越しください。お待ちしております。
※年式により排気音量やガス濃度の規制値が異なり、規制値を超える場合は公道走行不可です。
保安基準適合外のマフラーは、サーキットのみでご使用頂くお約束の上で作業を行っております。
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