1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド オーバーホール #6

 

途中で更新が途切れてしまった1966年式XLCH・アイアンスポーツリジッドのオーバーホール記事、再開します。

前回はクランクAssy.を組んだところまで紹介しました。

ケースにクランクを収める前に、トランスミッション側のオーバーホールを済ませておきます。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール56

一通り分解してチェックします。シフターのスプリングが内部で折れていました。
今回の場合はそれなりに動作してましたが、状況次第ではシフトできなくなるので要注意です。

 

ということでスプリング類は全交換です。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール57

 

シフターフォークも曲がり、編摩耗があるので両方交換。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール58

 

素組みせず小加工を施して組みます。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール59

 

クラッチギアのブッシングも交換。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール60

ブッシングにも小加工が必要です。

 

プレス治具作って、規定の深さまで圧入。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール61

 

シャフトに合わせて内径サイズ合わせ。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール62

リーマー通してホーンで均し。

 

ベアリングも全交換。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール63

もちろんチャイナフリーです。

 

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール64

メインシャフトベアリングはラッピングでサイズ合わせた後…

 

ケースに仮組してエンドプレイのチェック。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール65

クリアランスが適正になるようシム調整。

 

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール66

カウンターシャフトも忘れておりません。

これでミッションは一通りOK。ケースを組み立てる準備が整いました。

続きます。

 

 

 

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