毎度サボってる風に見える当ブログですが、実は月一更新て知ってました?(大嘘)
2011年式FXDB・ダイナストリートボブのナンバーステー製作とカスタムをご紹介します。
現在の仕様の横画像が無かったので、古い画像を拾ってきました。
販売時から代替わりし、現在はM君がオーナーです(前々回のブログ参照)。
前オーナー時代にリアフェンダーが割れて修理したのですが、再発のため別の手段で対処します。
FXDBのリアフェンダー割れは結構耳にする話で、後発の新型FXDWGは似たようなテール周りですが、実はナンバーの取り付け方など細部が異なるようです。
ディーラー勤務の友人にFXDWG純正品の値段を尋ねたら目玉が飛び出たので、今回はワンオフします。
フェンダーと共締めするプレートを切り出し、フライスで肉抜きしているところです。
丸棒をフェンダーのラインに沿うように曲げ、ナンバー取り付けの土台を作ります。
純正はテールライトにナンバーが付くので、負荷と振動がフェンダーに伝わってしまいますが、今回はフェンダーとナンバーステーは別体なので負荷がかかりません。
各パーツのクリアランスと角度を決めるため、点付け溶接と脱着の繰り返しです。
フェンダー裏などは溶接のトーチが入りづらく、地味ですが意外と手間の掛かる作業です。
で、一応ステー完成。
詳細は後述しますが、左右分割式の構造となっています。仕上げはお得意のリンクルで。
裏から見るとこんな感じです。
ナンバーの荷重はストラットに掛かりますし、Φ1/2inの丸棒なので強度も十分でしょう。
ステーの分割構造の理由ですが、フェンダーを左右それぞれ内側から固定するプレートと接合しているため、一体構造だとフェンダーが脱着できなくなるためです。
純正同等の整備性も確保しておかないと後々困りますので。
前々回のブログの最後に匂わせましたが、この機会にリアショックを伸ばすことになりました。
オーリンズのS36Eというショックで、FXDX純正品と同じ長さです。
もともとクラブスタイルに近づけていきたいとの希望でしたが、11inのショートショックでは山道で思うようにバンクができないことも決め手になったようです。
外観を変えていくのも楽しいですが、実際に乗って楽しいことも同様に大切ですね。
シートも追加オーダー頂き、完成です。ナンバーステーは目立たなく仕上がりました。
今回の仕様変更で一気にソレっぽい雰囲気が出ました。リアショックの影響は大きいですね。
フィーリングですが、路面の荒れは吸収しつつも腰のある動きに加え、バンク角の大幅増加も合わさって相当乗りやすくなったそうです。足周りって大事なんだねと感心されていました。
ちなみにあと2回くらい変身を残しているので今後もお楽しみに。
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