昨年作業していた1988年式XLH883・スポーツスター、カット・溶接部の塗装が仕上がってきました。
K君の本職が大忙しで難航したそうです。お疲れさまでした。
欠品中だったフロントフォークも調達したので、早速装着したいと思います。

分解前にフォークオイルを抜こうと思ったら…
お決まりですがドレンボルトを緩めてもオイルが出てきません。

ドレンの穴がスラッジで塞がっていました。やっと出てきたオイルも真っ黒。フォークオイルも忘れずに定期交換しましょう。
全バラ、徹底洗浄して新しいインナーチューブを組みます。

油面、プリロード調整もOK。
お客さんが装着した新品フロントホイールですが、グリスアップ、エンドプレイ調整も承っております。

外見はすぐ使えそうな感じですが、ご覧の通り、謎のグリスが気持ち程度に塗ってあるだけなので、この状態での走行は危険です。
で、もう一点。新品で大体調整出来てないのがベアリングのクリアランス。

酷いものは、ハンドルを切るとホイールが横に動くのが目で見て分かるほどです。
結局このホイールも規定値オーバーでした。

旋盤でカラーを削ってクリアランス調整。
こういう機会にネックベアリングもチェックしましょう。

ダストシールを外しただけでもNGな雰囲気が漂ってきますね! さて、どうでしょう?


OUTOUT はいOUT- はい予想通りOUTー
残念ながらネックベアリング交換です。

こうなる前に定期的に点検、メンテナンスしましょう。
主要部分のリフレッシュも完了してフォーク装着です。

お、長くなってるのが分かりますね。
完成図をご覧いただく前にリアホイールも。基本的にはフロントと同様です。


リアホイールは純正なのでコンディション、クリアランスともにOKでした。純正グリスをしっかり充填しておきます。
お待たせしました。こちらが+2inインナーチューブ装着後です。


前の状態もコンパクトで良かったんですが、よりバランスが良くなったと思います。
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