1992年式FLSTC 不動修理1

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本日は良いお天気で、だいぶ雪も溶けそうですね。こんにちは3110です。

しばらく前にお預かりしていた1992年式FLSTCのフルカスタム車両です。ルックスは良いのですが、走行中のストールが発生するなど購入時からずっと不調だそうです。

1992FLSTC 不動修理1

他の作業の関係も有りお待たせいたしましたが、色々とチェックしてみたいと思います。

ご自宅まで引き取りに伺い、車に積むためにエンジン始動しようとしたところ、バッテリーのマイナス端子が火花を散らし赤熱化…。

まずは『普通にセルを回せるようにする』ところからスタートです。

電圧は十分あるようです。 端子が赤熱化するのはセル使用時のみで、灯火類の使用は問題ないようです。大電流に対してキャパが無いということですね。

とりあえずマイナス端子に繋がっているアース線を外してみると、

1992FLSTC 不動修理2

端子はサビて、ボルトとロックワッシャーは通電時の熱で溶接されています。 接触不良でしょう。早くも原因発見か?

 

アース線の車体側端子。バッテリー側もなんですが、ボルトに対して穴が大きすぎです。

ざっくり言うと固定不良、接触不良の原因となりますので宜しくありません。

1992FLSTC 不動修理3

芯線も恐らく電気工事用のものですし、ケーブルは新品に交換したほうが良さそうです。

換えのケーブルが無いため、各接点を磨いて再接続したところ、セルは安全に使用できるようになりました。一安心です。

 

次はプラグのチェック、真っ黒でした。フロント側が微妙にテカってるのが気になりますが。

1992FLSTC 不動修理4

洗浄して再使用できるかもしれませんが、今回のような場合は無難に新品に交換します。ギャップ調整をお忘れなく。今回の物は両方0.5mmも広かったです。火花はしっかり出てます。

 

教科書通りに進んでますが、お次は圧縮です。 キックを踏んだ感じ、かなり抜けている気が…。

と、その前に。圧縮チェックをする際にはスロットル開度全開で行うのですが、アクセルを回してもスロットルバルブが全開になりません。

1992FLSTC 不動修理5

ライトの反射で見づらいですが、矢印がスロットルバルブです。全開時にはこれが水平になってないとダメなんですが…。修正しておきました。

 

これで圧縮のテストに入れます。

1992FLSTC 不動修理6

フロント側:130psi

1992FLSTC 不動修理7

リア側:120psi

前後とも100psi以上の圧縮圧力で、測定値の差が最大値の10%以内に収まっています。 圧縮も問題なさそう。

キック踏んだ感覚とは違う結果になりましたが、だからこそテスターで視認化してみることも必要です(キリッ

 

苦し紛れな言い訳はさておき、良い点火&良い圧縮ときたので、問題は混合気でしょうか?

SUキャブのピストンにガタあって少々気になります。また、点火時期が合っているかも怪しいところです。

費用の問題も有りますので、一度お客様とご相談の上、第二段階に入ろうと思います。続きます。

 

 

 

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