ネタが溜まりまくりなので年明け早々(?)から昨年()の作業紹介です。
1975年式 XLCH のクラッチケーブルアジャスターねじ山修理のご依頼を頂きました。
プライマリーカバーにねじ山を切ってあるのですが、ケーブルのたわみを受ける割にはねじ山がカバー肉厚分しかなく、締め過ぎ以外でも滑めがちなところです。
以前にご紹介したツーリングモデルのドレン穴同様、タイムサートにて補修します。
関連記事:2006年式FLHTCUI Egオイルドレン穴修理
まずは下穴ドリルで古いねじ山を一回り拡大します。
次にタップでインサート用のねじ山を切ります。
その次はインサートツバ部分の座繰り(段付き穴)を掘ります。
下穴が完成したら、念のためインサートに超高強度ロックタイトを塗って挿入します。
アジャスター伸縮時の振れ低減のため、元のネジ山より長めのインサートを使用。
専用のツールで加締めます。
完成です。
タイムサートを使用することで、母材の強度に問題が無いかぎりは元の仕様よりねじ山の強度アップが見込めます。アルミ製品のねじ山補修にはもってこいです。
ついでにガスケット面の面出しも。
軽く当たりを取ったところですが、全く面が出ていません。
結構頑張って、赤線で囲んだ箇所の内部寄り以外は面が出ました。
これぐらい面が出ていれば、紙素材でもフォーメット素材でもシール性が確保できると思います。
続きます↓
関連記事:1975年式XLCH クランクケースクラック修理 #1
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関連記事:アルバイトさん募集【再掲】
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