1956年式KHK #2

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皆さん2012年のクリスマスはいかがお過ごしでしょうか?

友人のブログに書いてありましたが、最近は一人で過ごすクリスマスを『クリボッチ』『ピンクリ』と呼ぶらしいです。耳が腐っているせいか、卑猥な単語にしか聞こえません。

 

いよいよ着手ですと意気込んでから、なかなか進まなかった1956年式KHKです。撮り溜め分をまとめてお送りします。

1956KHK6

とりあえず始動させる予定でしたが、取り寄せたKモデル用の6Vバッテリーがkusoだったり色々で…全バラすることにしました。

あと一息でエンジン降りるところです。

 

ビックリしたのがプライマリー、エンジン側のスプロケット。

1956KHK7

アイアンと同じかと思っていましたが、ナットでかすぎです。

 

1956KHK8

2インチのボックスレンチを取り寄せて加工して、

 

炙って炙ってやっと外れました。ミッションも外して、降ろす前に出来るだけ軽く…。

1956KHK9

スポーツスター系は1954年式KHから、ケースの分解無しで脱着出来るトラップドア式4速ミッションが採用されたそうです。現行でも使われるこのシステムが、新設計のミッションとしてビッグツインに採用されるのは5速以降となります。(※12/26/2012加筆・修正)

各部が当時の最新鋭機構、恐らく現行スポのエントリーモデル的な位置付けとは全く違います。これが、当時の人たちが胸を躍らせた最上級スポーツモデルだったことを妄想すると胸アツです。

 

1956KHK10

無事に降りました。

 

長年の汚れを落としてケースを分割し、フライホイールを抜きます。

1956KHK11

プライマリーのスペーサーが固着して外れませんでしたが、プレスのお陰で無事に外れました。

 

フライホイール単体。左側のクランクベアリングを抜くんですが、

1956KHK12

JIMSの特殊工具が合わず、ビッグツイン用に買ったやつで抜きました。あれ?XL用要らないんじゃね?

 

各部チェックします。

1956KHK13

各部が『許容範囲内だけどリミット2歩手前』といった微妙な状態。どうするかはお客さんと相談します。

 

右側ケース。

1956KHK14

タペットブロックの破損が多いらしいですが、固着していたものの4本無事に抜けました。

 

再度洗って測定していきます。

1956KHK15

 

カムシャフト。車両引き取りに行った際に、『ほんとに部品出ないぞ!』と言われていたんですが、

1956KHK16

一番左のもの、シム粉砕+圧入されたシャフトがズレてる。まぁ、こんなのは大したことじゃないですが…

 

で、でた―

1956KHK17

写真だと伝わりづらいかもしれませんが、カム山が完全に段付きしてます。これもお客さんと相談。

 

引き続き点検・測定。

1956KHK18

 

ピニオンシャフトのブッシングが遊んでました。指で引っ張ると抜けてきます。

1956KHK19

とりあえずエンジンはこんな感じで、消耗はしてますがケースの破損など致命的なダメージはありませんでした。一安心。

 

ミッションも全バラでチェック。

1956KHK20

こちらも基本的に状態は良かったです。

 

リンカートキャブ。あぁ、これもリプレイスが出ない型です…

1956KHK21

これはスロットルバルブの当たる部分が段付き磨耗。補修か交換か…

 

そして車体もほぼ全バラ。車体はたぶん大丈夫…

1956KHK22

部品が手に入らないのは仕方ないとして、全体的にはコンディションが良い車両で助かりました。

続きます。

 

 

 

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