2006年式FLTR サンダーマックス装着ほか

 

2006年式FLTR・ロードグライドのサンダーマックス装着と各種整備をご紹介します。

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか1

まずはサンダーマックス装着から。ECMはサイドカバーの中に納まっています。

 

純正センサーからサンダーマックス付属のAFRセンサーに変更します。

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか2

こちらの車両はエキパイ交換済みでセンサーマウントが設けられていましたが、通常、2006年以前のモデルはセンサーマウントの増設が必要となります。

 

PCと接続してセットアップし、こちらはひとまず完了。

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか3

 

リアブレーキパッドが交換時期のようだ…とのことでしたが、

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか4

かなりキワドイところでセーフでした。ツアラーは重いので摩擦材の減りが早いです。
ツアラーにお乗りの方は、バッグを外した機会にでもチェックしてみて下さい。

 

で、パッドの減り方にどこか違和感を感じてチェックしてみた結果…

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか5

何か飛び出してますね。

 

この状態はたまに見かけますが、飛び出ていたのはキャリパーマウントのゴムです。

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか6

何かの機会に分解して、キャリパーとスイングアームに挟まってしまったようですね。
この状態だとキャリパーが斜めにマウントされてしまい、パッドの編摩耗の原因になるので要注意です。

 

ゴムを定位置に戻し、新品のメタルパッドに交換。これで安心して乗れます。

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか7

ブレーキパッドは摩擦材の種類、効き具合、コスト、いくつか選択肢が有りますので、用途やお好みに応じてご相談下さい。

 

そして、停車からの加速時にミッションから異音がするとのことでしたが、

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか8

原因はこちら、ベルトの緩み。高負荷時にベルトが外れて空転した際の音でした。

 

現車に合わせて調整しておきました。

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか9

ローダウン時などスイングアームの角度が変わった際はベルトの遊びを点検してみて下さい。あまりにも遊びが大きい場合は調整が必要です。

 

少し前に購入され、納車整備でオイル交換済みだったそうですが、早くもオイル交換。

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか10

入っていたオイルはレブテックでしたが、折角だからオイルにも拘りたいとのことで、各箇所ASHのオイルに交換させて頂きました。フラッシングになったので丁度良かったですね。

 

ケーブルの遊びも調整して、ひとまず安心して乗れる状態になりました。良かったです。

2006年式FLTRサンダーマックス装着ほか11

今までは車重に対してエンジンの非力さを感じる場面が有ったそうですが、サンダーマックスを装着したことで、これぞハーレーと感じるパワーとフィーリングになったそうです。

ついでなので、さらりとサンダーマックス装着費用を初公開します。

サンダーマックス 本体価格 ¥112,870~
装着・初期設定 基本技術料 ¥28,800~ ※いずれも税別

となっております。検討材料の足しになれば幸いです。
車両の仕様に応じて作業が追加になる場合が有りますので、予めご了承下さい。

市内のH様ありがとうございました。またのご来店お待ちしております。

 

 

 

新潟県新発田市のハーレーカスタムショップ
オーバーロードマシナリー
Overload Machinery

通常営業 土曜・日曜・祝日のみ 営業時間 11:00~18:00
HP:http://overload-machinery.com
Blog:http://overload-machinery.com/blog
E-mail:こちらから
所在地&TEL/FAXはこちら
For Sale!!