1956年式KHKのブレーキシュー交換とプラグホール修理をご紹介します。
納車して1年少々ですが、結構距離を走っています。走った分だけメンテも必要ですね。
フロントブレーキの摩擦材が減り、レバーの動作範囲が限界に達しました。
新品のブレーキシューに交換です。組み付け前に多少加工が必要です。
この年式だと新品が出ない部品もあります。
現状より摩耗しないように、可動部は某コーティングを施しておきました。
摩擦が減って動き方が全然違います。定期的なグリスアップも忘れずにお願いします。
今回のメイン作業、プラグホールの修理です。最近プラグが緩みやすくなったようです。
増し締めするのも嫌な箇所なので、完全に壊れる前に予防修理です。バラします。
余談ですが、ブレーキ周りと同じ某コーティングを施したシリンダー内部。
壁面が鏡面になっています。ピストントップのカーボンが映り込むくらいキレイです。
金属の表面が均されて摩擦が低減し、部品同士が滑らかに動く状態です。
ただ摩耗して鏡面になっている訳ではなく、オイル溝はしっかり残っています。
すでに効果を体感された方は納得だと思います。詳細は近日ご紹介します。
本題に戻り…プラグホールの修理です。おなじみタイムサートの登場です。
今回はプラグキットを使用しています。いつもはフライスですが手動で作業します。
左上:緩んだプラグの隙間から燃焼ガスが漏れたプラグホール。試しにプラグをきつく締めてみましたが、ガスケットが均一に当らず密閉出来ません。
右上:元のネジ穴を基準にオーバーサイズの下穴を切りなおします。タップをガイドにしてガスケットの座面をカッターで整形。
左下:タイムサート本体を下穴に挿入します。画像のタップを通すと、タイムサートが内側から拡張されてヘッドに固定されます。
右下:修理完了。タイムサートは全ねじ山が一体成型なので、強度は抜群です。
シリンダーヘッドを元に戻し無事に再始動したものの、この機会に交換したい部品が。
スリーマイルズさんに在庫が有ったので、試運転がてら自走で引き取りに向かう途中…
なんと! 新新バイパスの桜木ICを過ぎたくらいで、ヘッドライトステーのボルトが折れる!
距離的に店に戻るわけにも行かず、だましだまし走ってスリーマイルズさんに到着。
快く対応して頂き、応急修理で何とかなりました。心から感謝です。ありがとうございます。
その他いろいろと整備&調整し、今日の朝、豊パーまで一緒に試運転してきました。
乗り納めしたつもりでしたが、天気が良いとついつい乗ってしまいますね。
一度店に戻ったのち… こんなものをプレゼントしてくれました。
いつも格安で作業しているお礼ですかね(笑)
ろくに説明書を読まないおっさん2人です。
抹茶ラテを入れたつもりが、泡立った薄いミルクが出てきました???
どうやら抹茶部分とラテ部分でカートリッジが別らしい。めんどくせぇw
江南区のA君、毎度です。そして遅い開店祝いありがとう。
何か不具合が起きてもサポートします。来シーズンもたくさん走りましょう!
新潟県新発田市のハーレーカスタムショップ
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