2003年式XL883H・スポーツスター883ハガーの前後タイヤ交換をご紹介します。
ハガーといえば、今ではメジャーとなったローダウンモデルの先駆けですね。
まずはフロントタイヤから。走行距離から察するに当時ものでしょうか?
溝は残っていても、ゴムが硬化すればグリップは悪化しますので要注意。
新品に交換してバランス取り。
ウェイト1個追加して0バランスです。
フロントホイール脱着のついでに、フォーク周辺のメンテも。
開けてみると、だいたいの車両でグリスが切れてますね。
メンテ不足で乗っていると、低走行距離でも当然こうなっちゃうわけで。ここは後ほど。
フロントフォークも消耗品を交換しておきます。
現行のマニュアルを見ると、フォークオイルは頻繁に換えなくて良いようなことが書いてありますが、中身はこんな感じです。
ヘドロみたいなものが溜まっています。
汚れが溜まる前に、ある程度の距離で交換しておきましょう。
ネックベアリングを交換して復元します。
ネックベアリングのグリスは、重機にも使える耐久性の高いものを使用。
意外と適当に組んであるのがこの部分。
この年式はアライメント調整が必要です。調整の良否によって動きが全く違います。
次はリアです。
あらら。ここまでヒビ割れが出ていたら、即交換をお勧めします。
リアは元々バランスウェイトが付いていませんでしたが、
! ウェイト無しで0バランス。当たりホイールですね。
完全脱脂状態でしたので、アンチシーズを塗って組みます。
アクスルシャフトが固着すると悲惨ですよ~(作業者が)
作業完了です。
今回はシンコータイヤ E270を使用しました。
Super Eagleというタイヤのレプリカで、コッカーからも同じデザインの物が出ています。
シンコーは19インチのフロントを同デザインで揃えられるのがメリットです。
丸みに加えハイトもあるので、クラシックな雰囲気を出すにはピッタリ。
リア。外観はコッカーがラインアップしているものとほぼ同じです。
コッカーより価格もお手頃で、カスタム用のアイテムとしては良いですね。
実は同じクラシックレプリカ系タイヤでも、メーカーごとにグリップ性能が異なります。
トレッドや断面形状でも基本的な扱い易さ、コーナリング性能に大きく影響が出ます。
見た目の好み+乗り方に合わせてアドバイスしますので、お気軽にご相談下さい。
市内からお越しのH様、ありがとうございました。またのご来店お待ちしております。
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