1998年式FLSTS・ヘリテイジスプリンガーのタイヤ交換ほかをご紹介します。
Fタイヤです。爪で押しても跡が残らないほど硬化していて、グリップは期待できません。
あまり走行距離が伸びない乗り方だと、溝の深さより素材自体の寿命が先に来ます。
溝の残量に関わらず、3~4年ごとに交換できればベストですが、コスト面も問題です。
このような場合は、あらかじめ柔らかめのタイヤを装着しておくことで、硬化が始まっても極端なグリップ力の低下は回避できます。
今回はグリップ・持ち・コストのバランスが良いナイトドラゴンを使用します。
ホイールを外すついでに、ホイールベアリングの点検もご依頼頂きました。
新車時から走行約22,000kmにして、今回が初のグリスアップです。
距離が伸びていないだけあって、比較的きれいな状態です。
グリスの状態が良かったおかげで、ベアリングレースもノーダメージ。
最悪ホイールベアリング交換も想定していましたが、交換せずに済みました。
Rタイヤ。当然こちらもガチガチです。
トレッドには亀裂を発見。
Fホイールはそれほどサビていませんでしたが、Rホイール内部はこんな状態。
できるだけサビを落として簡易的に防錆処理しておきました。
Rホイールベアリングも状態は良さそうです。
今回の車両は運が良かったですが、シールがダメージを受けると内部に水分が混入し、ベアリングが腐食することがあります。
グリスが入っていても腐食は進行しますので、定期的に点検をお勧めします。
元に戻して作業完了です。
やはり新しいタイヤは良いですね。ブレーキの利きも良くなりますし。
W様、ありがとうございます。またのご来店をお待ちしております。
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