2014年式 FXDB ストリートボブ のホイール交換等のカスタムのご依頼を頂きました。
以前にサンダーマックス装着をはじめ吸排気をカスタムした車両です。
関連記事:2014年式FXDB サンダーマックスなど
以前にFXDBのホイールを交換した際はACTIVE製グライド 9Sホイールを装着しました。
関連記事:Gallery 2011年式FXDB
今回はサンダンス製の
”トラックテック サンダンス/エンケイ7スポークアルミキャストホイール”
を装着します。
サンダンス製ホイールは初装着となり、装着前にベアリングの組み付けも必要になります。
まずはアクスル周りの部品を仮組みして位置関係に問題が無いか確認しておきます。
スペーシングはOKなのでホイールに新品の純正ベアリングを組み付けます。
この年式はボールベアリングですが、組み方でホイールの回り方が変わります。
タイヤ装着前にも念のため仮組み。
リムの位置関係を確認。OKなのでタイヤ装着の工程へ。
一旦マスキングを外して付属品を組み、ホイールAssyでの重量バランスを確認します。
エアバルブ位置がホイール中心より上=軽いので、セオリー通りにタイヤの軽点マークを合わせてしまうと重量バランスを相殺できず、バランスウェイトが増えます。
再度マスキングしてタイヤを装着します。
今回装着するタイヤは性能とコストのバランスが良いピレリ ナイトドラゴンです。
バランサーにて重量バランスを確認、補正。
事前に本当の軽点を確認しているので必要最低限のウェイト装着で0バランスが取れました。
リアも一連の工程を同様に。
たまにホイールバランスの要否についてご質問頂くのですが、当店の見解としては”要”です。
計算は省きますが、仮に静止時で30gのアンバランスがあった場合、60km/h走行時は約1.8kg相当、100km/h走行時には5kg相当以上の荷重変化が発生します。
今回のような軽量化ホイールであれば、より確実に本来の性能を引き出すことができます。
メイン作業のホイール交換は無事(?)完了。
リアブレーキ時にストップライトが点かないとのことで、ブレーキスイッチも交換しました。
完成です。
前後ホイール交換に合わせてリアショックも長い物に交換しました。
一気に走り重視のスタイリングに変貌しましたね。
文句なしに格好良い7本スポーク。9本スポークより更に軽快感が増します。
ホイール右側ハブのプレートは質感の近いリンクルで塗装。
リアショックはトランプサイクル Racing Bros MONO-RT です。
オーリンズ製エントリーモデルより低価格ながら、プリロード・伸び側減衰・車高調整機能付きです。
黒ボディで外観も締まりますし、トータルバランス的に申し分ないかと思います。
おまけ。クロームだったホーンカバーも、他のカバーに合わせてリンクルで塗装しておきました。
なお、今回ご紹介した作業は下記の費用となりました。
項目 | 金額(消費税込み) |
---|---|
部品代 | ¥421,900 |
技術料 | ¥64,000 |
合計 | ¥485,900 |
新潟市よりお越しのT様、ご依頼ありがとうございました!
またのお越しをお待ちしております!
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