2006年式FXD・ダイナスパーグライドの車検と整備をご紹介します。
以前に構造変更とブレーキ周りの修理を行った車両です。もう2年経つんですね。早いです。
車両積み下ろしに便利な小高いエリアには、除雪後の雪がどっさり。
たまたま1台分だけ停車スペースが空いていてラッキーでした。
普段は朝一の車検が多いのですが、今回は予約が取れず最終ラウンドとなりました。
赤矢印、光軸合わせのテスター屋さんまで4、5台ほどの行列が出来ていて驚きでした。
前回の車検時に構造変更を行っていますので、すんなりと車検合格です。
店に戻ってメンテナンスです。オイル交換。
一見、真っ黒に見えるオイルですが、ブローバイが混じったようなガソリン臭さはありません。
これは熱によるオイルの劣化です。高年式でマフラーだけ交換している車両に多いです。
燃調を行うのがベストですが、難しい場合は質の良いオイルでマメにオイル交換しましょう。
お次はタイヤ交換。
片減りしている側は、もうすぐスリップサインに到達しそう。細かいひび割れも見られます。
長距離走行がメインのオーナさんなので、早めに交換して正解でしょう。
なだらかなRを描く綺麗なリムですが、中は多少腐食が。
浮いてきたメッキを落とせるだけ落とし、新しいタイヤを組み付けます。
アクスルシャフトは固着しないように焼き付き防止剤を塗っておきます。
フロントタイヤ交換完了。毎度おなじみ、ピレリのナイトドラゴンです。
元々バランスウェイトが付いてなくて不思議だったのですが、バランサーに掛けたら調整不要なレベルまでバランスが取れていて驚きでした。
リア側の作業に入ります。何故かマフラー側からアクスルを抜く構造なので、
リアショックマウントを緩め、ローダウンしてアクスルを抜き…
今度は国産スーパースポーツかというぐらい、リアを持ち上げてホイールを抜きます。
リアタイヤは完全に交換時期ですね。
16インチと比べて幅広、扁平で剛性が高く、組み付けも比較的大変な17インチ。
タイヤチェンジャー様のおかげで、苦戦することも無く装着。タイヤレバーには戻れません。
リアはタイヤが大きく重い分、ごく僅かにアンバランスが有りました。
スポークホイール用の打ち込みウェイトを使用し、0バランスで調整。
車体に組み付けて作業完了です。新品タイヤで取り回しも楽になったそうです。
今回もオイル交換のついでに某コーティングを施工させて頂きました。
納車時はあいにくの雨で、なるべくスロットルは開けずに帰られたそうですが、それでもレスポンスの向上は体感して頂けたとのことです。
これから更に効果を発揮しますので、高速道を使った長距離走行での変化が楽しみですね。
市内よりお越しのT様、毎度ありがとうございます。またのご来店お待ちしております。
ここで車検についてのお願いですが…
3月、4月は車検場が大変込み合い、車検予約が取れない状態が予想されます。
車検予約は2週間前から申し込み可能なので、ご希望の際はお早目にご相談をお願いします。
なお車検は満了の1か月前から持ち込み可能で、早く受けても有効期間は変わりません。
無駄にお待ち頂かなくても済むよう、ご協力宜しくお願いします。
新潟県新発田市のハーレーカスタムショップ
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