1995年式XLH883・スポーツスターのフロントフォーク延長のご依頼を頂きました。
作業前の写真を撮り忘れたので、前回作業時の写真を持ってきました。
11インチショートショックでリアがローダウンされた状態です。スタンドを掛けてもほぼ水平状態。
前上がりでよりチョッパーらしい雰囲気を出しつつ、走行時のバンク角を増やし、停車時の傾斜角も稼ぐためフォークを延長します。一石二鳥ならぬ一石三鳥ですね。
では作業へ入ります。
何か部品のバランスを変更する場合、周囲の部品への影響も考えなくてはいけません。
フォークを伸ばすということはブレーキの位置関係が変わりますので、ほとんどの場合ブレーキホースも延長が必要です。
今回の車両はすでに社外のブレーキホースにカスタム済みです。接続部ではミリ規格の部品が使われていました。
ハーレー用のブレーキホースでも、メーカーごとに仕様が異なります。
今回取り寄せた部品はインチ規格の部品だったので、内径を加工。ほんのコンマ数ミリの違いですが、加工しないと合いません。
キレイに仕上がりました。
これで問題無く取り付け出来ます。
ブレーキ周りの準備が整ったので、いよいよメイン作業のフォーク延長へ。
分解します。
引き続き分解。
フォークオイル交換のついでに作業するとお得です。
オイルシールをはじめ、消耗品も交換となります。
当店の場合、箇所に応じて純正品と社外品を使い分けて作業しております。
とりあえずインナーチューブの交換作業完了。
その後、フォークオイルを注入。
フォーク内の容積が変わりますので、純正の油量を計って入れても辻褄が合いません。純正時以上に油面調整が必要です。
あとは元に戻していくだけです。
お、かなりフォークが長くなりました。
今までよりかなり前上がりになりますので、光軸の調整もお忘れなく。
できました。
今回は純正より4インチ長いインナーチューブに交換しました。当初の目的は全てクリアです。
新新バイパス登り口のコーナーも、マフラーを気にせず存分にバンクできますね。
市内よりお越しのY様、毎度ありがとうございます。またのご来店お待ちしております。
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