1976年式FLH タイミングホール ねじ山修理

 

1976年式FLHのタイミングホールのねじ山修理のご依頼を頂きました。
県外からのご依頼でケース左側単体をお送り頂きました。

修理前のケースの画像を撮り忘れましたが、プラグが噛む部分のねじ山が綺麗に飛んでいる状態でした。例によってタイムサートで補修します。

タイミングホールのねじ山は奥行きが少ないので、インサートをプラグの長さまで詰めます。

 

奥の方に多少ねじ山が残っていたので、タップを噛ませて芯を拾います。

 

下穴開けとねじ山立てまで完了し、インサート用のザグリを入れます。

 

ロックタイト塗ったインサートをカシメて修理完了です。

 

内側の飛び出しも無くピッタリ収まりました。

実用上は大きなないと思いますが、タイミングホールによる点火タイミング調整は完全に精度が出る訳ではないので、詰めたい場合は上死点を拾っての調整をお勧めします。
関連記事:【長文注意】1980年式FLH エンジンオーバーホールほか#4

岡山県のN様、この度はご依頼ありがとうございました。

修理については部品単体で対応可能な場合もありますので、お近くのショップさんで対応できないなど、お困りの際はお気軽にご相談下さい。

 

 

 

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