1992年式ソフテイル スロットル修理

 

先日アップしたオイル交換が終わったころ、1994年式FXDLのお客さんと一緒にご来店されたこちらの車両…

1992年式ソフテイル(モデル聞くの忘れました)のフルカスタム。

74スプリンガー+21inホイールのオールドスクールチョッパー…カッコいいですね!

 

しかし、ちょっと困ったことが有るそうです。 それがこちら↓のスロットルホルダー。ハンドル周りのカスタムでよく見かける純正レプリカタイプです。

スロットルを戻したときにインナーがストップ位置を超えて回ってしまい、ケーブルがインナーから外れてしまうそうです。

外れるたびに走行不能になり、分解しないと元に戻せないので困っているそうです。

このホルダーのトラブルは良くある話しですが、精度が悪いのが一番の原因です。純正ではほぼ見かけません。どうせコピるなら100%同一にしてもらいたいものです。

 

対策としては現行タイプのインナーを使うことで改善できます。左がもともと付属のインナー、右が現行タイプのインナー。

3時~4時方向の出っ張りがストッパー部分です。出っ張り、角張り具合が違うのが分かるでしょうか?

現行タイプの方がストッパーがしっかりしているので、戻し方向に力を入れても基本的にナメることは有りません。

 

注意点としては、スロットルのストップ位置が変わるため、ワイヤーの遊び量も変わります。調整幅が極端に少ない状態ではこの方法は使えません。

あと根本的な問題ですが、ダブルケーブル用のホルダーでシングル引き仕様は無理があります。今回はたまたま調整が許容範囲に収まりましたが、基本的にはシングル用のホルダーへ交換が必要です。

その他、全開調整不良(アクセル全開:キャブ8割開き)、一定以下にアイドル調整出来ないといった点も改善しておきました。

同じキャブでも調整次第でフィーリングや操作性が変わります。 キャブ、ケーブル周りをいじった車両は一度確認してみると良いかもしれませんね。

 

市内よりお越しのH様、またお困りのことがあればいつでもご相談下さい。

 

 

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