1979年式ショベルロングフォーク 高回転まで吹けない…

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先日プライマリーのベルト交換をした、1979年式ショベルリジッド。
その後、キャブの不調についてご相談いただいておりました。
1979ショベルロングフォーク SUキャブ修理1
いつからか知らぬうちに、スロットルを開いても
高回転まで吹け上がらなくなったとのこと。

先日ご来店いただいた際、エアクリーナーを外した状態で
エンジン始動して確認してみたのですが、
1979ショベルロングフォーク SUキャブ修理2
確かにスロットル開度が大きくなると、キャブ内部のピストンが
暴れるように上下して一定の位置を保てないようです。
恐らくドーム&ピストンの磨耗でしょう。修理のために分解します。真鍮製のスロットルピンガイドが入っていました。
1979ショベルロングフォーク SUキャブ修理3
旧タイプのSUキャブでは、この部分の部品にやや問題があり、
ピストンがスムーズに動かないトラブルが多発しました。
現行型は改善された部品となっています。スロットルピンガイド、磨耗してガタが大きいです。
ドームを外してピストンを見てみると、
1979ショベルロングフォーク SUキャブ修理4
ピストンに3本の溝が入っているのですが、一部は磨耗して
完全に溝が消えてしまってます。その結果、ドームとの間にはこんなに隙間が↓
1979ショベルロングフォーク SUキャブ修理5
SUキャブは内部を流れる空気の負圧を利用してピストンが上下し、
空気の量に釣り合う位置で停止→ガスの量を決定といった構造です。
これだけ隙間が大きいと、高回転では隙間からリークする空気が多すぎて
ピストン位置をキープできず不調となります。

1979ショベルロングフォーク SUキャブ修理6
新品のドーム&ピストンに交換して以前の調子を取り戻しました。
かつてのように調子が戻ったと喜んでいただきました。
こちらも喜んでいただいて何よりでした。ありがとうございます!

オーナーさん自身でこまめに注油などのメンテはされていたそうですが、
それでも構造上消耗していく部分も有ります。仕方のないことですね。

幸いハーレーは部品も豊富です。
これからもメンテを継続して、末永く楽しんで下さい!

 

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