2010年式XL883N・スポーツスター883アイアンのカスタムの続きです。
前回はフロントウインカー移設、リアフェンダーカット、シート交換まで進みました。
今回はリアウインカーの交換からスタートです。フロントに合わせてKIJIMA製スターマインウインカーを装着します。
が、汎用品なので純正と同じ位置にマウントするにはスタッドの長さが足りません。
スタッドを長い物に交換しつつ、ウインカーの『足』部分も短い物に交換します。コチラの記事も参考にどうぞ。
本体の部品組み換えが済んだのでポン付け出来るかというと、そう簡単にはいきません。
配線中通し仕様のウインカースタッドは10mm径が多いのですが…
フレーム側のボルト穴は5/16インチ(約8mm)サイズです。スタッドが通りません。
10mmのウインカースタッドが通るよう、ドリルで穴を拡げます。
フレームの穴開けが済んだのでポン…(ry
フレームの上にストラットカバーがかかりますが、純正のマウントボルトの六角部分がスペーサーを兼ねています。
ウインカーボルトだけで締めこむと、カバーが歪む+確実な固定が出来ないのでスペーサーを製作。間に挟みます。
簡単そうに見えるウインカー交換ですが、上記のような小細工が必要となります。
小細工が済んだので配線を延長。このウインカーの場合、本体側の黄色が+12Vで黒がアースです。
次、テールライト取り付けです。車体の配色に合わせて黒いテールです。
タンデム時にもともとのシートが使えるよう、取り付け穴を避けるようにギリギリでマウント。
横からの図。
ソロシートのみで割り切るなら、もっと前寄りにマウントしてタイヤを見せることもできます。
位置決めが済んだところで、テールライトも配線。
ストライプ色も忠実に色分け。 皆様もう聞き飽きたころでしょうか? 地味な作業だから書くこと無いんですよ。
そしてそして、
この頃流行りのスモールタンクに交換します。パッと見の印象がかなり変わると思います。
新品タンクの中はこんな状態です。入念な洗浄が必要です。
そしてタンク内部のコーティング。溶接部分には目に見えないくらいの鬆(す)穴が開くことが有ります。
ここからガソリンが滲んで出てくると、塗装が浮き上がって残念なことに…。石鹸水付けてエア圧掛けたぐらいでは分からない物もあります(経験者は語る)
ということで、新品タンクの場合でもコーティングは必須です。使うまでには手間が要るんです。
タンクの塗装が上がってきたので燃料ポンプを組み換えます。
私も塗装を。
シートのステーをリンクルで。硬化が早いので助かります。
部品の準備が全て整い、組立…
はい、できました。
Befor…
After…
お客様の要望通りに仕上がりました。大変喜んで頂けて良かったです。
外観は変化しましたので、次の段階では細かい部分を詰めて行く予定です。
K様、ありがとうございました。今朝納車したばかりですが、夕方の入庫お待ちしております。
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