前回に続きツアラーネタです。といってもツアラーという分類が定着する前のモデル…

1982年式FLHのトランスミッションオイル交換のご依頼を頂きました。私と同い年です。
そろそろヤレてきた私と違い、未だに輝きを保っています。愛を感じます。

 

さて、この度はいくつか気になる箇所のメンテ＆相談でご来店頂きました。
そのうちの一つはギアの入りがあまり良くないこと。

前回オイル交換からしばらく経っているそうなので、まず手始めにオイル交換です。

使用したオイルのブランドは不明とのことでしたが、抜いたオイルの色と香りから察するに、モーターファクトリーかレブテックあたりだと思います。独特の香りがします。

 

走行距離が多めで、かつサイドカーの分だけ通常より負荷が大きいことから、オイルは硬めの物をお選び頂きました。

ASH　PSE　80W-140を注入します。フィラーキャップまでのアクセスも容易じゃありません。

 

今回は現状で作業してみましたが、サイドカーは後方に跳ね上げることが出来るそうです。
車両本体右側の作業時は、サイドカーを上げたほうが断然効率が良いですね。

 

サービスショット(誰得)

ということで無事に作業完了です。

 

ギアの入りが悪い、ニュートラルが出づらいといった動作不良はよく問い合わせを頂くのですが、オイルを換えただけでウソのように改善したケースも多々有りました。
乗れなくはないけど…というレベルでしたら、まずはオイルのブランドを変えてみるのも一つの方法だと思います。

ただ、今回のケースでは他の原因も有るようなので、もう少しメンテが必要ですね。
村上市のI様、ありがとうございました。またのご来店お待ちしております。

T平君、写真撮影ありがとう。お礼に愛車を写しておきました。感謝してね！

 

 

 

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