2012年式XL1200V チョッパーカスタム
2012年式XL1200V スポーツスター セブンティツーのオールドスクール風チョッパーカスタム例です。

以前にフォークの延長などカスタムした車両です。
カスタム後の全体像






ハードキャンディーという純正ラメ塗装にEgカバー類のクロームが映えるXL1200V。
外観コンディションは状態の良い個体なので、派手なチョッパーのベースにぴったり。
フロントフォーク周辺
今回のフロントフォーク全長はSTD+5.5in。 はて?と思った方は流石です。
前回+4inのインナーチューブに交換したばかりなので、これは生かす方向に…。
しかし長さも必要なので、継ぎ目が目立たない1.5inのフォークジョイントを装着。

今回は視覚トリック多用で、+5.5inの実測以上にフォークを長く演出する。
手始めは当店定番、純正クロームダストブーツ”カバー”をゴム製の本物ダストブーツへ。
インナーの露出増で全長を長く見せ、35mmナローフォーク風なレトロ感もプラス。
タイヤはデューロ(DURO)製のファイヤーストーン デラックスチャンピオンタイプへ。
純正タイヤよりハイトが上がることでチョッパーらしい腰高なシルエットに。
ヘッドライト&当店オリジナルマウントブラケット
ヘッドライトは前後に長い砲弾型の純正5.75inから、フォグランプタイプの4.5inへ。
純正でボトムマウント仕様だが、よりシンプルに当店オリジナルブラケットにより装着。
今回のセットアップでは先述の視覚トリック効果が二つある。
①小径ライトを高めにマウントすることで、相対的にフォークが長く見えること。

オリジナルブラケットと相まって、ライト下のすっきり開けた空間が生む視覚効果。
純正の穴に汎用品をボトムマウントするとライト位置は激下がり。
ハンドルとタンクは上がって見えるかもしれないが、フォークは短く見えてしまう。
②前後長を短縮することで、フォークの直線ライン上でのノイズ低減。
純正ヘッドライトはハンドルまで繋がるラインに”一区切り”を作ってしまう。

なお4.5inベーツタイプも候補に挙がったが、こちらは逆に本体直径が小さすぎで却下。
前後長がほぼ同じでも実際以上に長く、左右フォークの間隔はより広く錯覚することに。
もちろん全体の仕様によって相性は変わるが、今回はフォグタイプがいい塩梅だった。
せっかくなので、5.75in仕様でカスタムした2007年式XL883Lとの比較画像。

こうして並べるとライト下の空間の違いが分かりやすい。
こちらは真横アングルからの比較。
左の4.5in用はバランス調整のためマウント位置を高くしてある。

5.75inはバイザーマウント時と大体同じくらいの位置。
どちらの仕様もライト本体が極力フォークから飛び出さない位置で設計。
ボルトオンかつ光軸調整にも対応しており、車検時に余計な手間もなく安心。
エンジン周辺
インジェクション車には必須とも言えるサンダーマックス、チョッパー化に定番のドラッグパイプは以前に装着済み。
エアクリーナーは前回Joker Machine製のデッドストック品を装着したものの、エッジの効いたビレットパーツはミスマッチ。全体の雰囲気に合わせてデザイン変更。

Prism Supply製のダーリントンエアクリーナーに同社のブリーザーボルトを使用し、外観的には邪魔でしかないブリーザーフィルターとホース類をキャンセル。
シンプル&レトロなエアクリをアクセントにしつつ、Egの造形もしっかりと際立たせる。
類似デザインのエアクリはいくつかあるが、このパーツ、とにかく薄い。

何事もバランスなので『薄い=正義』ではないが、ビッグツインに比べてタンク幅もフレームもナローなスポーツスターのシルエットをより引き立ててくれる。
ハンドル周辺
以前はショートライザーにプルバック系ハンドルだったが、こちらもバランス変更。
やや長めのステンレス製プルバックライザーにナローなワンオフハンドルの組み合わせ。
従来よりグリップエンド位置を高め、フォークの長さを(略

ウインカーはもはや当店定番と呼べるKellermann製 バレットアトーを装着。
安価な類似品も増えたが、現物を比較するとステルス性の高さは頭ひとつ抜けている。
点灯時は純正より明るく、日中の視認性も高いので安全。
縦に伸びがちな汎用ミラーはステムの曲げ角度を増やし、高さを抑えて装着。
ミラー位置は毎回迷うが、トリプル脇や下向きマウントはハンドル上側のすっきり感と引き換えに、マウント部周辺の造形の一体感が減る。
フォーク視覚トリックを考慮すると、結局はスタンダード位置が一番まとまる気がする。
リアショック・ホイール周辺
リアショックも当店定番のKustom Tech製11inスプリングストラットを装着。
純正サスの半分以下のボリューム感となり、劇的にシンプル・ナローなリア周りに変身。
タイヤはフロント同様にハイト高めのDURO。フェンダークリアランスがかなり詰まる。

プーリーも定番の5本スポークUSタイプ。当時はポリッシュが欠品だったため、黒仕様をベースにリム部分をポリッシュしてアクセントとした一点物。
リアショックを後ろから見たところ。ほぼフレーム幅と同じ。

いかに細身のシルエットに変身するかがお分かり頂けるだろう。
シーシーバー・テールライト周辺
シーシーバー本体は恐らく既製品で最長の20in。
通常のサイドプレートではフォーク延長時に角度が寝すぎてしまう(好みによるが)。
当店オリジナルのステンレス製サイドプレートで起き気味に補正。

カスタム時のストラットカバー取り外し状態に合わせ、デザインも細身に調整済み。
シーシーバー連結部の位置も少しアップしており、16inを合わせても程よい長さになる。
16inシーシーバーを組み合わせた装着例はこちら
テールライトとナンバーバッキングプレートはMalcom Supply製。

シーシーバーとバッキングプレートのマウントをワンオフしてシンプルにマウント。
横タックロール入りの細身なキング&クイーンシートはTramp製。
ということで2012年式XL1200V オールドスクール風チョッパーカスタムの紹介でした。
次はタンク下配線のすっきり化を計画中とのことで、今後が楽しみな一台です。

さて、今回のカスタム例はご自身のスポーツスターの仕様変更の参考になりましたか?
当店では地元新潟はもちろん、新潟県外・日本全国より車両製作やカスタムのご相談・ご依頼を承っております。
『ラバスポの信頼性と走行性能を活かしつつ、ナローでバランスの取れたチョッパーに仕上げたい』という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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