2006年式FLHX・ストリートグライドのリアブレーキパッド交換をご紹介します。
ツーリングモデルは車重が有りますので、他のモデルよりブレーキパッドの減りが早めです。
特にリアはバッグに隠れていますので、定期点検とツーリング前の点検は欠かせません。
この残量だと、街乗りメインなら多少は交換時期を延ばせなくもないでしょう。
しかし、長距離ツーリングでは摩擦材を使い切る可能性もありますので、早めに交換します。
ブレーキパッド交換で多いお問い合わせは、摩擦材の種類による違いです。
例えばメタル系と樹脂系で比較すると、一般的には下記のような特徴になります。
種類 | 制動力 | 摩擦材の減り | ローターの減り | 価格帯 |
メタル系 | 良い | 早い | 早い | 高め |
樹脂系 | 普通 | 遅い | 遅い | 低め |
表だけ見ると、メタル系は頻繁に交換が必要に思えますが、現行純正品もこのメタル系です。
あくまで2種類で比較した場合の話で、メタル系の消耗が極端に早いという訳でもありません。
ご相談させて頂いた結果、重量級のツーリングモデルなので制動力重視のメタル系で。
摩擦材の角を面取りし、部位ごとに適したグリスを塗って組みます。
パッドを支えるピンもグリスアップ。ダスト固着の原因になるので塗り過ぎはNGです。
ダスト固着でパッドの動きが悪くなると、最悪ローターが歪むので、定期的にメンテしましょう。
パッド交換時にはローターも点検していますが、振れも規定値内で無事に作業完了です。
これでまた不安なくツーリングを楽しめることでしょう。
村上市のT様、ありがとうございます。またのご来店お待ちしております。
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