1969年式XLH900 オーバーホール2

 

前回の投稿から10日も経ってました… 更新が滞るのは毎度のことですが。

前回は溶接修理されたクランクケースが歪みまくり…ということでしたが、問題は他にも。
外からは溶接されているのですが、内側にはクラックが残っています。

1969XLH900オーバーホール1

クラックに塗料を染みこませて現像する浸透探傷という方法で状態をチェックします。
クラックが深いところには塗料が多く残りますので、現像時の滲みも大きくなります。

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【長文注意】フライホイールについての考察 #1

 

皆様お久しぶりです。全くブログを更新できずにすみません…(汗)
このままだとネタがお蔵入りしてしまいそうなので、頑張って書きます。

タイトルが大げさですが、エンジン関係の作業をご依頼頂いたお客様向けの記事です。
作業紹介の補足的に、図も加えて分かりやすくまとめてみたいと思います。
・1979年式FLH エンジンオーバーホール#1
・1979年式FLH エンジンオーバーホール#2
・1982年式FXB エンジンオーバーホール#1
上記の関連記事なので、ショベルヘッドをベースに話を進めていきます。

フライホイール・クランクと芯出し

 

そもそもフライホイールって何?

ショベルヘッドフライホイール

雑誌などでも見かける言葉、Flywheel:フライホイール。日本語で言うと『はずみ車』です。
機械全般で言えば、運動エネルギーを蓄えるための回転部品のことです。詳細は後述します。
ハーレーで言うところのフライホイールは、クランクシャフトを構成する円盤状の部品となります。
使い方は大雑把なようで、クランクを指してフライホイールと呼ぶ場合も見受けられます。

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めまい注意。トルクモンスター

 

未加工のフライホイール(右側)がグルグルしているだけの動画です。
3時間ぐらい見続けると悟りが開けるかもしれません。

I様、お待たせして申し訳ありません。明日からフライホイールバランシングに入ります。

時間が有るときに詳細アップします(いつとは言ってない)。

 

 

 

新潟県新発田市のハーレーカスタムショップ
オーバーロードマシナリー
Overload Machinery

通常営業 土曜・日曜・祝日のみ 営業時間 11:00~18:00
HP:http://overload-machinery.com
Blog:http://overload-machinery.com/blog
E-mail:こちらから
所在地&TEL/FAXはこちら
For Sale!!

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド オーバーホール #5

 

1966年式XLCH・アイアンスポーツリジッドのエンジンオーバーホールです。
前回はカム周辺作業と各ブッシングを交換したところまででした。

1966年式XLCH アイアンスポーツリジッド エンジン・ミッションオーバーホール42

クランク周辺作業に入ります。分解します。

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1978年式ショベルヘッド 腰下オーバーホール #6

 

『最近お知らせばっか、ネコ好きのブログか!』と、大阪の癒し系と山梨のイケメン店長の二人からほぼ同時に叱られたので頑張ってアップします。

1978年式ショベルヘッド腰下オーバーホールの続きです。

前回はピニオンベアリングレースとカムカバーのブッシングの内径を仕上げたところまででした。もう自分でもどこまで書いたか忘れてるぐらいなので、覚えてねーよ!って方は過去記事参照して下さい。

1978年式ショベル腰下オーバーホール42

右のケースの準備はOKなので、左のケースのベアリングの準備です。こんなC型のリングを入れて、

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1978年式ショベルヘッド 腰下オーバーホール #5

ここのところブログ更新が滞ってしまいすみません。急に慌ただしくなってしまいまして。

1978年式ショベルヘッド腰下オーバーホールの続きです。前回はカムカバーのブッシングを打ち換えたところまででした。

1978年式ショベル腰下オーバーホール33

ピニオンシャフトが届いたので測定し使用するベアリングサイズを決定。そのサイズに合わせてベアリングレース内径を拡げます。

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1978年式ショベルヘッド 腰下オーバーホール #3

1978年式ショベルヘッドの腰下オーバーホール、続きです。前回はクランクケースを塗装したところまででした。

主要部、クランクの分解に入り…の前に、左側のベアリングを抜いて台に乗せ、現状はどんなものか見てておきます。

1978年式ショベル腰下オーバーホール18

右側:0.115mm、左側:0.150mmの振れで、マニュアル規定値を2倍以上オーバーしています。ちなみにキレイな『ハの字』に歪んでいます。

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1978年式ショベルヘッド 腰下オーバーホール #1

1978年式ショベルヘッドの腰下オーバーホールのご依頼を頂きました。

分解できるところはオーナーさんが自分で分解し、クランクケースの状態で送って頂きました。

1978年式ショベル腰下オーバーホール1

クランクの芯出しとケースのリペイントは確定オーダーです。分解・チェックしてリミットを越えている部分は修復します。

現段階でコンロッドの振れが規定値の倍ぐらいあるので、色々出るかもしれません。

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1980年式FLH ショベルヘッドオーバーホール #4

引き続き1980年式FLH・ショベルヘッドのオーバーホールです。前回はシリンダーヘッドAssy.完成まででした。

今回は腰下の作業をご紹介します。

カムカバーのピニオンブッシング、カムブッシングとも規定を大幅に超えていたので交換です。

プレスで圧入。

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