2009年式XL1200N カスタム#1

 

2009年式XL1200N・ナイトスターのカスタムのご依頼を頂きました。

2009XL1200Nカスタム1

Galleryにも載ってるこの車両です。
現行型にしては十分形になっていると思いますが、更にイメチェンです。

 

今回はタンクやハンドル周り、配線などを弄っていきます。

2009XL1200Nタンクカスタム1

毎度ながら、インジェクションモデルは配線がカオスです。

 

一通り仮組みしてみました。

2009XL1200Nタンクカスタム2

タンクはXL1200X・フォーティーエイトのレプリカを使用し、前上がりでマウントします。
純正マウントのまま前を上げるとメインチューブが丸見えになってしまうので、

 

シートの引っ掛かりを兼ねたリア側マウントは一度切断して、

2009XL1200Nタンクカスタム3

ステー部分がメインチューブにぴったり沿うように角度変更。

 

溶接。

2009XL1200Nタンクカスタム4

ボルト穴が支点となりタンクとフレームに隙間が空いてましたが、タンクの端が支点になったことで限界まで隙間を詰めることが出来ました。

 

フロント側のマウント。
大きなステーがタンクのラインを殺してしまうので、バッサリ切ってマウント位置を変更します。

2009XL1200Nタンクカスタム5

余談ですが、新品とは言え、溶接部周辺はかなり歪んでいるのが分かると思います。
ということでワンオフ品より塗装前の下地処理が大変です。

 

マウントの話に戻りますが、タブを生やしてボルト1点留めにします。

2009XL1200Nタンクカスタム6

隙間の空いたトンネル部分は板を張って隠しますが、この板は肉厚が薄いためにタブを直接溶接することが出来ません。
強度確保のためにステーはタンクの底板から伸びる構成にしました。

 

タンク小型化+前上がりで、実際に使用できるガス容量はかなり減少します。
少しでも容量を稼ぐためにはキャップ位置の変更が効果的。

2009XL1200Nタンクカスタム7

もともとのバングを削って、

 

分離してしまった部分は溶接で繋ぎ直し、

2009XL1200Nタンクカスタム8

キャップが入る部分も切り出した板を張って、

 

溶接。

2009XL1200Nタンクカスタム9

最後に新たなキャップを溶接して、

 

完成です。こいつを装着すると、純正から比べて相当印象が変わると思います。

2009XL1200Nタンクカスタム10

溶接による歪みがかなり有りますので、あとは塗装屋さんに下地処理を頑張ってもらいます(笑)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
整備に興味のある若者、募集中!
ハーレーに限らずバイクが好きな方、
将来メカニックを目指したい方を歓迎します。
未経験でも大丈夫。基本から丁寧に教えます。
実作業を通じて知識も技術も身につきます。
興味のある方は、ぜひ気軽にチャレンジを!

👉 関連記事:アルバイトさん募集【再掲】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

新潟県新発田市のハーレー専門店

オーバーロードマシナリー

Overload Machinery

通常営業 土曜・日曜・祝日のみ
営業時間 10:00~12:00 13:30~18:00
HP:https://overload-machinery.com
Blog:https://overload-machinery.com/blog
E-mail:こちらから
所在地&TEL/FAXはこちら

For Sale!!