2011年式XL883L・スーパーローです。2005年から登場したスポーツスター・ローですが、こちらの車両は
前後に専用ホイール&タイヤを装着することでさらに車高を落とし、
足つき性をアップさせたモデルです。
『すうぱぁ』が付くだけに、現物はかなり車高が低く、
何と言ってもホイールがレーシーでカッコエエです
ハンドルもFLST・ヘリテイジ系のような、アップ&プルバックした形状。
ゆったり乗るには快適なセットアップですが、足つきと引き換えに
バンク角が浅く、すぐにステップを擦ってしまうそうです。
車高を上げて、ハンドルも押さえの効くものに交換ご希望とのこと。承知しました
本題からズレますが、タンクとFフェンダーにはピンストが。
黒の塗装色、ロゴのイメージと良く似合ってますね。
では作業へ入ります。
今回の作業ではフォークも分解しますので、まずはフェンダーを外しておきます。
ピカピカの新車なので、要所要所マスキングをしながら慎重に進行していきます。
フロントの車高アップに伴いブレーキホース交換も必要です。フルードを抜きます。
スポーツスターは2007年からDOT4というブレーキフルードが使われています。
従来のDOT5と違い、塗装に対して非常に攻撃性が高いフルードです。
先にフェンダーを外したのも万が一の付着を防ぐためです。
押さえの効くハンドルで操作性重視ということで…
クロームワークスというメーカーの物をお取り寄せしました。
スポーツスターのスタンダードモデルのレプリカハンドルです。
上がXL883Lの純正ハンドル、下がお取り寄せしたハンドル。
形状の違いが良く分かりますね。
スタンダードモデルのハンドルは形状・操作性の良さから、根強い人気があります。
ハイライザーと組み合わせてチョッパーに使ったりもします。
左グリップの装着部分は純正同様、表面を荒らしておきます。
メッキのままだとグリップ固定用のボンドが効き辛いので。
スロットル側にはアンチシーズを少量、うすーく塗ります。
メッキVSナイロンのスリーブなので、引っかかることはまずないのですが、
粘性の高いグリス類はスロットルの戻りに影響する場合があります。要注意。
外した部品を組んでいきますが、コントロールを装着する際にもロックタイトを。
純正では何も塗っていないボルト類も有りますが、そのような個所でも
当店では必ず何かしらのケミカルを塗布して組んでいます。
塗らなくても問題ないのかもしれませんが、いかにリスクを減らすか…ってことですね。
はい、ハンドルの交換完了
おっ、スポーツスターの名前の通り、スポーティな雰囲気になってきましたよ
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