2011年式XL883L・スーパーロー コーナーを曲がりやすくカスタム その2

2011年式XL883L・スーパーローの作業の続きです。前回はハンドル交換まで完了しました。フォーク周りの作業に入ります。
2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換14
フロントホイールを外します。アクスルシャフトがぶっといです。
80年代から同じように見える39mmフォークも進化してるんですね。

2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換15
アウターチューブにはQRコードの付いたシールが貼ってあったり…
アクセスしませんでしたが、一体どんなHPが見れるんでしょうか?

写真ありませんが、フォークを車体から取り外し、分解のためにメッキのカバーを外します。
2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換16
要らない六角レンチを削って専用工具を作ってみました。

カバーは叩いて外すしかないのですが、ポンチなどを使うと傷が残ってしまします。
2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換17
今回のツールで外すとご覧の通りでほぼ無傷。
『傷が入っても仕方ない』場所も、傷が入らないに越したことはないですからね。

インパクトレンチでインナーとアウターを連結しているボルトを緩めます。
オイルを抜くと…これまた混沌としたメタリックな液体が
2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換18
新車でも…というか、新車だからこそオイルが汚れるんですね。
部品同士が馴染んでいない分、磨耗してスラッジが出ますから。
なお、このモデルのマニュアルによると120カ月 or 80000kmで交換だそうです
マニュアル信じて乗ってたら、フォークが固まっちゃいますねw

内部部品を取り出すため、トップのでかいボルトを緩めます。
2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換19
当然スプリングの力で飛び出してきます。
ウエスなどを被せてフォークと一緒に握っておけば安心です。

2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換20
外れました。

2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換21
インナーチューブから突き出している細い棒がダンパーロッド。
単純に言えば、これがストロークの長さということになります。
XLL・XLN系のモデルはこれが短いので、フロントの車高が低いんですね。

一通り分解したので、内部パーツをXLR系の物へ交換して車高をUPします。
純正パーツリストで調べたら、インナーチューブの品番も違ったのでお取り寄せしたんですが…
2011XL883L ハンドル・フォーク・リアショック交換22
長さおんなじだし ということでインナーは純正で行きます。
ダンパーロッドはXLRのほうが長いです。これはOK。

ここで疑問が…

スプリングは純正品(上)XLRのもの(下)
どちらを使った方が車高UPするの??

次回、フォークスプリングの違いについて考察してみたいと思います。

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