二硫化タングステン入りエンジンオイルモニター募集

ご無沙汰しております。
シーズンインに伴いブログのネタも作業も溜まる一方で申し訳ありません。

さて、今回は”二硫化タングステン入りエンジンオイル”のモニター募集となります。
以前から興味があったのですが、たまたま入手する機会に恵まれました。

ハーレー多層フラーレン二硫化タングステンエンジンオイル PAO SYN3 20W 50 1

たまに類似品を目にしますが、まだ認知度は高くないと思うので性能面から解説していきます。

・前置き

”いつも通り”に解説するつもりでしたが、技術的なネタはお客さんから「ちょっと何言ってるか分からない」との声が多いです😓
ということで、今回は伝わりやすさ重視でさらっと書いてみます。最後までお付き合い下さい笑
関連？記事：【供養】気合で書いた割に伸びなかった記事

・多層フラーレン構造状二硫化タングステンとは

・二硫化タングステンについて

一言で言うと金属なのですが、そのメリットについて箇条書きで説明します。
・荷重が上がるほど滑り易いので摩擦低減の効果大
・金属表面に吸着しやすい
・耐熱温度が400℃以上のためエンジン内でも性能が安定

・多層フラーレン構造について

本来フラーレンとは”炭素”の状態を指す用語のようです。炭の素です。
同じ炭素でも立体・格子状に並ぶとダイヤモンド、板状なら鉛筆の芯、グラファイトとなります。

それが球状に組み合わさったサッカーボールのような状態がフラーレンです。
そして、大小のサッカーボールがマトリョーシカのように重なったのが多層フラーレン構造です。

・オイル中での効果

一見きれいな金属表面でも拡大すると突起があり、これらが擦れて摩耗していきます。
この物質を添加することで荷重の大きさに応じ、下記のような作用が得られます。

①挟まれた素材が自体が滑ることで摩擦を低減
②球状構造によりボールベアリングのように転がって摩擦を低減
③複数の層が潰れることで荷重を吸収し、金属同士の接触→摩耗を防ぐ

②③については粒子の大きな多層フラーレンならではの特徴のようです。
大きいといっても1/1000mm以下の話なので、日常では想像もつかない世界ですが…

・その他の当オイルの特徴

なんと言ってもその見た目…中身を紙に取ってみるとこんな感じの色調です。

ハーレー多層フラーレン二硫化タングステンエンジンオイル PAO SYN3 20W 50 2

見た目はまるで使用済みエンジンオイルでインパクト大です笑

組成はPAO(パオ)と呼ばれる100％化学合成油がベースで、粘度は20W50となっています。
メーカーによれば基本性能はハーレー純正のSYN3と同等以上とのことです。
安物オイルは純正鉱物油にも及ばない物が多いですが、信頼性が高く安心して使えますね。
TMオイル兼用ですが、クラッチが滑る可能性があるのでプライマリーオイルとしては非推奨です。

・モニターの条件

先着1名様限定でEgオイル用に3Lとなります。20W50で良ければ旧車でも大歓迎です。
オイル交換後、暖機状態まで試運転するお時間を頂きます。

そして気になるお値段ですが、今回はモニター特価として交換工賃＋消費税込み…

￥7,800にてご提供します。

余談ですが、さらに高価格な類似品でも素材添加量は شؤون الكبار らしく、大変お得です。

そして最重要条件ですが、今回の企画は

某コーティング施工車以外

を第一優先とさせて頂きます。”某コ常連組”の皆様、誠に申し訳御座いません😭

原理が全く異なりますが、某コーティングも摩擦低減によるEgフィールの変化は相当なものです。
作用的にかなりの相乗効果が予測され、このオイルの純粋な性能が体感できないのが理由です。

とは言え、しばらく経っても未施工車の応募が無ければ対応させて頂きますので、この機会にお気軽にお声がけ頂ければと思います。

結局長文になりましたが、ご応募お待ちしております。宜しくお願いします🙇‍♂️

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