クランクケースのクラック修理です。

こちら、1956年式KHKのクランクケース。
プライマリーチェーンテンショナーのマウント部、上下ともにクラックが。
かなり深いクラックでしたが、進行した部分は全て削り取りました。

そして溶接肉盛り。
普段目に付かない部分なので、特に見た目は拘らずに仕上げ。

純正とほぼ同じように見えますが、以前よりは耐久性のある形状になってます。
次、1979年式FLHのクランクケース。

リアエンジンマウント右側。クラックというより欠けですね。
こちらも肉盛り。

そして整形。

こちらは多少見た目も気にした仕上げに。この後フライス盤で面出しが必要です。
まぁ最後にブラスト当てれば、溶接修理したようには見えないでしょう。
たかだか数枚の写真と共に記事にすると、さほど手間の掛からない作業のようです。
しかし、様々な下準備を含めると作業範囲の割にかなりの時間を要します。
何より替えが効かない物なので、万が一のミスも許されません。かなり気を使います。
見た目の変化は乏しいですが、実はこういった作業の方が難儀だったりします。
まぁ、読んでくれた人にこの気持ちの2%くらい伝わったらラッキーですな。
これが自分の仕事なので、手間が掛かって当たり前、いちいちアピールする物でもないと思ってますが…たまには知ってもらいたい時もあるもんで。
いつも以上に偉そうですみません(テヘペロ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ハーレーについての技術・知識を磨いてみたい若者を募集中!
経験・知識がなくても優しく丁寧に指導します(マジ)
お小遣いもGETできるので、まずはチャレンジしてみませんか?
関連記事:アルバイトさん募集【再掲】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
新潟県新発田市のハーレー専門店
オーバーロードマシナリー
Overload Machinery
通常営業 土曜・日曜・祝日のみ
営業時間 11:00~18:00
HP:http://overload-machinery.com
Blog:http://overload-machinery.com/blog
E-mail:こちらから
所在地&TEL/FAXはこちら
For Sale!!


