1978年式ショベルヘッド 腰下オーバーホール #1

1978年式ショベルヘッドの腰下オーバーホールのご依頼を頂きました。

分解できるところはオーナーさんが自分で分解し、クランクケースの状態で送って頂きました。

1978年式ショベル腰下オーバーホール1

クランクの芯出しとケースのリペイントは確定オーダーです。分解・チェックしてリミットを越えている部分は修復します。

現段階でコンロッドの振れが規定値の倍ぐらいあるので、色々出るかもしれません。

1978年式ショベル腰下オーバーホール2

では分解していきまっしょう。

1978年式ショベル腰下オーバーホール3

珍しいカムが入っていました。

1978年式ショベル腰下オーバーホール4

どのみち分解するんですが、参考までに現段階のピニオンシャフトの振れを見てみます。

1978年式ショベル腰下オーバーホール5

特殊工具を使ってケースを分離します。

液状ガスケットで固着していますが、パカっとキレイに外れます。

1978年式ショベル腰下オーバーホール6

マイナスドライバーなどでコジると、ケースの合わせ面に傷が入るのでNGです。

引き続きクランクAssy.もケースから分離します。

1978年式ショベル腰下オーバーホール7

外れました。それにしても内部が真っ黒ですねー。

1978年式ショベル腰下オーバーホール8

内部にはヤヴァそうな金属片が溜まってますよ。

オイルポンプボディ内部の傷は、先ほどの金属片の仕業?

1978年式ショベル腰下オーバーホール9

オイルの圧送側に傷が入るとNGです。残念ながらオイルポンプボディも要交換となります。

続きます。

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