こんばんは3110です。ネタが溜まっているので長いです。お付き合いください。
前回は足回り中心にメンテナンスを行った1992年式FXRS-SPですが、今回はカスタムがメインです。
まずは定番のウインカー交換。毎度同じような画ですが、年式ごとの配線色で色分けし、アース線の無いものはアース線をハンダ付けします。
ボディーアース仕様からアース線を増設するのは手間ですが、接触不良によるトラブルを回避できます。末永く安心して乗れます。
また毎度のことですが、各年式ごと対応のターミナルを使用してカプラーオンで結線します。トラブル防止と整備性向上はもちろん、見た目がスッキリします。
ピントが合っていませんが、フロントウインカーステーはワンオフし、ギリギリ車検対応の小ぶりなウインカーを装着します。
リアウインカーの作業に移ります。なるべく目立たないようスイングアームにマウントしたいと思ったのですが、キレイな車体にステーを溶接するのも気が引けます。
ということでボルトオンのステーを作ってマウントすることにしました。実は直で溶接するより手間掛かってます。サイズは大きく見えますが…
装着すればタブ溶接時と同等、ステーが目立つことはありません。
干渉しないギリギリまで内側に追い込んでいますので、真後ろから見ても目立ちません。
次はスピードメーターを装着します。当初は48mmミニメーターをフォークにクランプしようと思っていましたが、あまりにも一体感が無く目立つため却下…シンプルに装着するためのアイテムを製作します。
青森の人間マシニングセンタことOSS石田さんから開店祝いにもらったアルミ棒、2年弱寝かしてついに出番が来ました。コンターで切断。
フライスでリング形状に加工します。
リングを固定している機材も今回初使用です。加工の幅が拡がりんぐ…
出来上がったリングを使用するとこのようになります。
もともと燃料計が付いていた位置に、社外48mmメーターをボルトオン装着可能です。純正と言っても違和感無いくらいにシンプルです。
次です。これも自分で店を開いてからは初の作業。レース用マフラーを製作します。
FXRと言えばこれですよね(´∀`)
設計図…には程遠いですが、いちおう完成予想図を描いてみます。
純正の外装色+シンプルな弄り方なので、ちょっと大げさなマフラーで『遊び』をつくります。
狙った角度になるよう曲げパイプを繋いでいきます。
フロント側:
リア側:
はい、エキパイ完成です。
リア側、イメージ通りのクネクネ具合になりました。後述しますが、フロントはRを無くしてストレートに伸びる形状に。
サンダーヘッダーを位置決めして本溶接すると、
はい、こんな感じです。リアの曲げがレーシーで良いアクセントになりました。
そもそもリアに曲げを作った理由ですが、サイレンサーまでストレートに繋げるとリアのエキパイが極端に短くなってしまいます。曲げ部分で少しでも管長を稼ぐ作戦です。
反対にフロントに曲げを作ると管長が伸び、リアに曲げを作った意味が減ってしまうため、ストレートに伸びる取り回しにしました。
マフラーが変わるだけでバイクのイメージが全く変わりますね。オリジナルマフラーでカスタムの完成度をワンランクアップしてみては如何でしょう?
ここまでいかにも出来上がった気分で書きましたが、良く考えたらステー作って塗装が残ってます…。
Tさん、少しなら音を聞けますので、時間あれば遊びに来て下さい。
※年式により排気音量やガス濃度の規制値が異なり、規制値を超える場合は公道走行不可です。
保安基準適合外のマフラーは、サーキットのみでご使用頂くお約束の上で作業を行っております。
新潟県新発田市のハーレーカスタムショップ
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