1979年式FLH カスタム #10

 

1979年式FLH、カスタムの続きです。
前回はTIG溶接に使うアルゴンガスが尽きそうになったところまででした。
お世話になっているカネコ商会さんのお陰で難を逃れました。Wさん、ありがとうございました。

とういうことで引き続き溶接していきます。

1979FLHカスタム99

前回『川』の字に並べていたのはマフラーのステーの一部です。
パイプの外径に合わせた楕円形の板と、マウント用のタブを切りだし、

 

これらを溶接します。

1979FLHカスタム100

タブを直に溶接するより耐久性のあるマウントに仕上がります。見た目ちょっと豪華?

 

マフラー側のマウントが付いたところで、ステーの最終仕上げに。

1979FLHカスタム101

散々悩んだ結果、丸棒とカラーの組み合わせでシンプルに。フロントの写真は撮り忘れ。
豪華?とか言いながら、装着すると全く見えないという…

 

次、トップモーターマウント作ります。前後のヘッドとフレームを繋ぐステーです。
わざわざ作らなくても耐久性の高い社外品が出てるんですが…

1979FLHカスタム102

旋盤でSUSの丸棒を削って、両端にネジ切り。

 

同様にSUSでカラーを作ります。

1979FLHカスタム103

うちの1個はブッシングを仕込みます。
ちなみにアイアンスポーツ用のカムブッシングを使ってます。既製品を流用すれば、交換が必要になっても楽に調達できますので。たまたま余ってたからとか、そんなことは無い。

 

車体にはこのように組み合わさります。もうお察しですね!

1979FLHカスタム104

もともとジョッキーシフトでしたが、スタイルに合わせタンク横のハンドシフトに変更します。
ここで悪い癖が出て、予定していたステーの形状で良いのか悩み始めました…一旦保留。

 

悩み続けてもアイディアは浮かばないので、こういう時は気分転換に別の作業を。

1979FLHカスタム105

ビレットオイルフィルター。一時話題になった、洗って繰り返し使えるタイプです。
中身はどこ製でも共通っぽいので、今回の車両に使えそうなフィンタイプのものをチョイス。

 

個人的にビレットパーツ大好きですが、ポン付けはコンセプトから外れるのでモデファイ。

1979FLHカスタム106

各部面取りで形状を整え、間延びしている部分に溶接肉盛りでフィンを1枚追加。

 

そしておなじみの鋳肌テクスチャーを付けて、フィンだけを磨きだせば、

1979FLHカスタム107

全体になじむアンティーク調なルックスになりました。

 

先日加工したフィルターマウントと合わせて、

1979FLHカスタム108

ここら辺に持ってくる予定です。

 

予選落ちかと焦りましたが、ついにホットロッドカスタムショー2013の案内が届きました!

ホットロッドカスタムショー2013 1

赤丸付けてある場所です。入場したらひたすら右です。

 

B037です。興味のある方、精進中ですが見てやって下さい。

ホットロッドカスタムショー2013 2

奇遇にも青森の兄貴分、Orange Speed Shopさんの斜向かいです。
小心者なので身近に知り合いがいて一安心です。

 

今年の冬は寒そうと言われてますが、すでに寒いです。

雪とハイエース

11月なのに雪…今年は消雪パイプが活躍しそう。

 

 

 

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