1979年式FLH、ショベルヘッドのエンジンオーバーホールの続きです。
前回はヘッド周りの作業でした。今回はクランクケース周りの作業です。
この車両のクランクケース、マウント部リア側は欠損していました。
フロント側はボルト締めすぎのせいか、0.5mm強も座面が凹んでしまい要修正。
ご無沙汰しております。ブログは一度サボるとサボり癖が付いてしまいますね。
先日ご紹介したショベルヘッドについて、作業内容をご紹介していきたいと思います。
毎度のことながら、写真が飛び飛びです。ご了承下さい。
ということで、いきなりこういう写真からスタートです。
ロッカーボックス固定用のスタッドボルト、ヘッドのねじ山ごと抜けてきてしまっています。
1本、2本ぐらいでしたら比較的簡単に修理できます。しかし、前後とも5本ずつこの状態。
はい、毎度のことながらご無沙汰しております。
お待たせしました。1979年式FLHと1982年式FXB、2台のショベルヘッドが完成しました。
キャブは抱えるときに邪魔なので後ほど装着します。
進行状況の報告的な記事です。
予定通りに作業が進んでおらず、大変申し訳ありません…
E様のショベルのフライホイール、バランス取りに着手しています。
分かりづらいですが、バランス取り前の画像です。
ショベルヘッドのフライホイール芯出し…コンロッドが入っていませんが、限りなく本番に近い仮組みってとこでしょうか。
着手前に色々と妄想して、その考え方が合っているか確認している最中です。
結果、2~3分の軽い調整でピニオン側5/1000mm、スプロケット側15/1000mmの振れ。
ハンマーでぶっ叩いたりしてません。今までの苦労がウソのようで、これは素直に嬉しい♪
ちなみに1/100mm台のゲージでは針が振れない状態でしたが、1/1000mm台のゲージを当てたところはっきり振れが出ました。
正直1/1000mm台で詰めて意味が有るのか、疑問に思い始めてましたが…どうなんだろう?
こればっかりは完成しないと分からないし、完成しても分からないかもしれません。
ゲージの数値が全てではないし、クランク周り以外にも詰めるべきところが山ほどあります。
まだまだ経験・知識不足なので、さらに精進していきたいと思います。
次はバランス取りかな。
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ハーレーのクランクはフライホイールとシャフトの組み立て式となっています。
オーバーホールの際には当然分解が必要となるわけですが、マニュアルを要約すると…
ナット緩める→ハンマーでぶっ叩く→OK♪
この上なくシンプルで初心者にも分かりやすい説明!
今日は一日中データ収集みたいなことをやってました。
手先しか動かさないので凍えてしまいそうです。ひょえ~
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