1980年式 FLH 4速ミッションオーバーホール #1

1980年式 FLH の4速トランスミッションオーバーホール等のご依頼を頂きました。

以前にエンジンオーバーホール等を承った車両です。
関連記事:1980年式 FLH エンジンオーバーホールほか #1

1980 FLH ショベルヘッド 4速ミッション トランスミッション オーバーホール1

以前よりシフターレバーの遊びが過大で、修理ついでにミッションもオーバーホールする流れとなりました。

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1978年式 FXEF 4速ミッション オーバーホール

 

1978年式 FXEFの4速ミッションオーバーホールのご依頼を頂きました。

断続的に作業していたので今回も写真が飛び飛びです。
そしてしばらく前の作業なので一部記憶があいまいです…ポンコツで申し訳ありません😅

1978 FXEF 4速ミッション オーバーホール

こちらはスターターカバーのブッシング交換、合わせ面の面出し済みの写真(恐らく)。

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1976年式FLH タイミングホール ねじ山修理

 

1976年式FLHのタイミングホールのねじ山修理のご依頼を頂きました。
県外からのご依頼でケース左側単体をお送り頂きました。

修理前のケースの画像を撮り忘れましたが、プラグが噛む部分のねじ山が綺麗に飛んでいる状態でした。例によってタイムサートで補修します。

タイミングホールのねじ山は奥行きが少ないので、インサートをプラグの長さまで詰めます。

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Fバナナキャリパーのガタ止めスプリングについての考察 #3

 

例によってかなり間が空いてしまいました。
正直自分でも何をどこまで書いていたか覚えてません🤗

 

前回の記事を読み直したところ、走行時のキャリパーのガタは抑えられるけど別の問題が発生するということだったようです。
関連記事:Fバナナキャリパーのガタ止めスプリングについての考察 #2

別の問題についてですが、下記の画像参照。

1979FLH バナナキャリパー アンチ ラトル スプリング6

ローターの回転方向と逆にピンのクリアランスを殺しているため、ブレーキを掛けるたびにキャリパーがローターに引っ張られ、キャリパー穴とピンの衝突による衝撃荷重が発生します。

ついでに上に押し上げる力も働いているので、微妙に回転しながら摩耗を促進しているかもしれません。

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Fバナナキャリパーのガタ止めスプリングについての考察 #2

 

前回に引き続き、なぜ上側ピン穴の摩耗が早いのかを考えていきます。
関連記事:【長文注意】Fバナナキャリパーのガタ止めスプリングについての考察 #1

・上側ピン穴の摩耗が早い原因

については、
①制動時の力の掛かり方
②走行時のフォーク上下動に伴う摩擦の発生
の二つの原因を推測し、前回は①について解説しました。今回は②から解説していきます。

1979FLH バナナキャリパー アンチ ラトル スプリング4

前回も述べましたが、キャリパーの自重により6時方向と9時方向に力が発生しています。キャリパーの後方側だけで自重を支えていますので、前方側が下がる形です。

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【長文注意】Fバナナキャリパーのガタ止めスプリングについての考察 #1

 

FLHのフロント用に新品のバナナキャリパーを取り寄せたところ、ガタ止めのスプリングが付属してきました。
パーツリストによれば、1984年後期からの採用となっており、純正での装着率はかなり低いパーツですが、今回はこのスプリングについての考察です。

1979FLH バナナキャリパー アンチ ラトル スプリング1

なお、インスタがこの記事を書くきっかけとなったのですが、ご覧になっていない方向けにざっくりご説明しますと…

このスプリングを独自解釈で純正と異なる方式で装着し、詳細を書かずに画像を投稿

よくよく考えて、原理を知らない人が真似しても困る、有識者に知識不足と思われても困る

誤情報発信になりかねないので投稿削除のうえ、純正位置で取り付けして再アップ
「い、一応純正の装着位置もちゃんと知ってたんだから」的に説明を書く

その独自解釈は理に適ってましたか?とのコメントを頂く

情報量的にインスタで説明しきれないのでブログでご説明します…という流れです。

基本的に作業依頼に関連しない内容についてはお答えしておりませんが、ことの発端は自分の投稿ですし、単なる知識不足による取り付けミスを体よく誤魔化した風にも取れるので、その独自解釈の内容について解説します。
あくまで推測の域を出ませんので、その点を前提としてご理解のうえご覧ください。
(クソ長になってしまったので読むのが大変です…)

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1980年式 FLH エンジンオーバーホールほか #3

かなり間が空きましたが、前回の続きです。
関連記事:1980年式FLH エンジンオーバーホールほか#2

#1参照。問題だらけだったオイルポンプをS&Sの新品に交換します。
関連記事:1980年式FLH エンジンオーバーホールほか#1

1980FLH エンジンオーバーホールほか27

以前にも数回ありましたが、シールが傾いて定位置に収まっていません。

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1980年式FLH1200 restyling

  • 主要カスタム箇所
  • キャブレター:Zenith ベンディックス
  • エアクリーナー:純正 7inラウンド
  • マフラー:Cycle Shack FL用テーパード
  • 点火系:Dynatek ダイナS Fork 7フィンポイントカバー
  • トランスミッション:リビルド+キックキット
  • 駆動系:BDL 1.5inオープン+コンペティタークラッチ
  • シート:HOT-DOCK コブラ 20inシッシーバー
  • ハンドル周り:プルバックスタイル
  • ホイール周り:F 21inリム R 16inリム+SUSスポーク
  • サスペンション:F +6inオーバー+硬めのスプリング R 11inフルカバード
  • 灯火類:5-3/4ヘッドライト ミニクロッカーテールライト
    Kellermann バレットアトーウインカー
  • 外装:FX用Rフェンダー加工 FX用バッテリー オーバルフロアボード

昨年秋にボバースタイルで一段落した車両を早くも仕様変更です。

オーナーの拘りで、ベースがFLと分かるようなパーツを生かしています。
敢えて派手なヴィンテージパーツを用いず、純正の芋臭い雰囲気も残した仕様となりました。

今後もさらに仕様変更していく予定です。

 

仕様変更前

 

 

 

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1980年式 FLH エンジンオーバーホールほか #2

前回の続きです。
関連記事:1980年式FLH エンジンオーバーホールほか#1

1980FLH エンジンオーバーホールほか17

前回載せるのを忘れてしまいましたが、タペットブロックのボルト穴が数か所欠けていました。
半分も欠けているとこのまま使うわけにはいかないので、後程修正です。

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