2010年式XB12Ss ウインカー交換

 

2010年式XB12Ss・ライトニングロングのウインカー交換のご依頼を頂きました。
以前に当店でお買い上げ頂いた車両です。
関連記事:ハーレー?中古車紹介 2010年式XB12Ss

2010XB12Ss ウインカー交換1

ビューエルでは定番のトラブルですが、ラバーマウント式のウインカーが経年劣化で折れます。

続きを読む

1976年式FLH タイミングホール ねじ山修理

 

1976年式FLHのタイミングホールのねじ山修理のご依頼を頂きました。
県外からのご依頼でケース左側単体をお送り頂きました。

修理前のケースの画像を撮り忘れましたが、プラグが噛む部分のねじ山が綺麗に飛んでいる状態でした。例によってタイムサートで補修します。

タイミングホールのねじ山は奥行きが少ないので、インサートをプラグの長さまで詰めます。

続きを読む

2000年式FXSTD ギアドライブカム換装

 

本日2本目は作業の紹介です。

2000年式FXSTD・ソフテイルデュースのギアドライブカム換装のご依頼を頂きました。

ハーレー・ビューエルほか複数台を所有されているお客様ですが、デュースが一番のお気に入りで、末永く乗るためにとカムのギアドライブ化を選択されました。

2000FXSTD TC88 ギアドライブカム テンショナー1

EVOと比較してもさらに耐久性がアップしている印象のTC88ですが、カムチェーンのテンショナー(オレンジ色の部品)が泣き所であります。

続きを読む

1992年式GSX-R1100 エキゾーストボルト折れ修理

1992年式 スズキ・GSX-R1100のエキゾーストボルト折損修理のご依頼を頂きました。

当店は基本的にハーレーのみの取り扱いですが、ご近所のお客様で他に修理に出す当てがなく、ヘッド単体での持ち込みが可能とのことで現物を確認させて頂きました。

1992GSX-R1100 エキゾーストボルト 折れ 折損 固着 取り外し 修理1

幸い5~6mmほどボルトが突き出して折れており、ヘッド単体なら作業工程はハーレーと大差ないなと思いお引き受けしたのですが…

続きを読む

2000年式FLSTC 充電不良修理

 

2000年式FLSTC・ヘリテイジソフテイルクラシックの充電系統の修理のご依頼を頂きました。

走行中にバッテリーが上がってしまい、お客様ご自身でレギュレーターを交換したものの症状が改善されず…という経緯です。

2000FLSTC オルタネーター ステーターコイル 交換1

確かに発電していないのでステーターコイルの導通をチェックしたところ、Eg本体とアースしています。ステーターコイルは端子間以外の導通はNGです。

続きを読む

2006年式FLHTCUI Egオイルドレン穴修理

 

業者様から2006年式FLHTCUI・エレクトラグライドウルトラクラシックインジェクション(長い)のエンジンオイルドレン穴の修理のご依頼を頂きました。

オーナーさんが某量販店でオイル交換した際にネジ穴の損傷を指摘され、シールテープぐるぐる巻きで帰ってきたそうです。

ハーレー ツーリングモデル エンジンオイル オイルパン ドレンボルト ネジ穴 修理1

見事にねじ山が飛んでますが、ドレンボルトの脱落を考えると恐ろしくて自走での帰宅などOKできません…流石はレッドバ〇ン笑

続きを読む

Fバナナキャリパーのガタ止めスプリングについての考察 #3

 

例によってかなり間が空いてしまいました。
正直自分でも何をどこまで書いていたか覚えてません🤗

 

前回の記事を読み直したところ、走行時のキャリパーのガタは抑えられるけど別の問題が発生するということだったようです。
関連記事:Fバナナキャリパーのガタ止めスプリングについての考察 #2

別の問題についてですが、下記の画像参照。

1979FLH バナナキャリパー アンチ ラトル スプリング6

ローターの回転方向と逆にピンのクリアランスを殺しているため、ブレーキを掛けるたびにキャリパーがローターに引っ張られ、キャリパー穴とピンの衝突による衝撃荷重が発生します。

ついでに上に押し上げる力も働いているので、微妙に回転しながら摩耗を促進しているかもしれません。

続きを読む